こんにちは!
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
箱で空間を作るハコニストの姥澤です
今日は高松市内にある
栗林公園で日本庭園を堪能し
道の駅くるくるなるとで
買い物を楽しんだあと、、
昼食をとって
大塚国際美術館に
行ってきました
はじめはよく知らなかったので、、
大塚製薬グループの財力で
たくさんのコレクションがあって
それらを収蔵して見せるために
作られた美術館だと
勝手に想像していました、、。
ところが
ここは世界中の西洋名画を
大型美術陶板という独自の技術で
再現して本物さながらの
迫力で見せる世界でも
唯一無二の美術館でした
本物の名画を鑑賞しようと
思うと、、
フランスやイタリア、
スペイン、アメリカなど
ルーブル美術館
世界中を巡る必要が
あるんですが、、
オルセー美術館
大塚国際美術館に来ると
1か所で一気に見れてしまう
という素敵な場所、、。
しかも
この絵は陶器なので
色が1000年、2000年
経っても変色しない
本物の絵画は
次第に変色してしまう、、、
名画の本当の色を後世に残す
人類の遺産としての保存
陶板名画美術館という
わけです
ここに至る商品開発の
いきさつが、、
大塚製薬の創業地であり
工場のある徳島県鳴門市
海岸に白砂があり
コンクリートの原料として
安く使われている現状に
疑問を感じ
これをタイルにして
販売するようにすれば
非常に価値ある商品となり
徳島県にも貢献できるし
会社のためにもなる
当時の社長 大塚正士氏に
技術部長であった
末弟の大塚正富氏と
技術課長の
板垣浩正氏が
社長のところに
相談しにくるのです。
そこから大塚オーミ陶業設立
に至っていくのですが、、
1メートル角の大きな陶板を
歪みなしに作る技術を確立
オイルショックを契機に
美術用陶板を製作し始め
完成度を高めていきました
このように開発のスタートが
地域のやるせない現状を
なんとか解決したいという
志しがあります
それが「三方良し」になり
地域に根ざした繁栄に
つながっていくのです
しかも、長年研究開発を続け
独自の技術を磨いていって
世界に例のない
美術館を地元に建設して
またまた、地域に貢献する
こういった好循環こそ
企業のあるべき姿だなと
感心するばかりです
ミケランジェロの天井画
壁画で有名なシスティーナ礼拝堂
をそのまま再現した
システィーナホールは、、
2018年大晦日の
NHK紅白歌合戦で
徳島出身の米津玄師さんが
中継で歌った場所で
一躍有名になった場所
でもあります
本物さながらの空間を
体感出来るので
一度訪れて欲しい
美術館の一つですね(^^)
サンドロ・ボッティチェリ 「ヴィーナスの誕生」
ラファエロ・サンティ 「アテナイの学堂」
エドゥアール・マネ 「道化師パブロ・デ・バリャドリード」