こんにちは!
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
箱で空間を作るハコニストの姥澤です
今日は岩手県の
久慈市でナイトセミナーの
講師を努めさせて頂きました
自己紹介の時に
スライドを使って会社のことや
仕事の内容などを説明します
その中で震災の翌年に
東京ミッドタウンの
21_21デザインサイトで
行われた「テマヒマ展」
をよく紹介しています
震災の翌年なので
2012年開催なんですが、、
今年でちょうど10年が
経つんですね〜
月日が立つのは早い、、。
21_21 DESIGN SIGHTの
担当者の方々が
取材前の打ち合わせに来たのが
東日本大震災があって
東北の人たちを元気にしたい!
という想いから
東北の職人さんの手仕事に
スポットを当てた企画展を実施したい
とのことでした、、、。
担当者の方たちとお話しながら
驚いたのは、りんご箱を
パレットに載せて
自然乾燥している状態を
六本木(ミッドタウン)で再現したい
っていうことでした
りんご箱は宅配便でも送れるが
パレットは大きくて重いので、、
宅配便では送れず、、
チャーター便での手配となり
21_21デザインサイトの
中庭に展示されることになった
映像作家の山中有氏が
工場に来て、1日半も
現場に張り付いて
箱打ち職人たちの
映像を一眼レフカメラで
撮影していました
東北の職人さんたちが
ものを作ったりする
映像はしーんとしていて
静かに淡々と
映し出されて
いるんですが、、
最後は
箱打ち職人 たちで
箱を打ち込んでいる
金槌と釘の音が
打楽器で演奏している
かのような雰囲気で
コミカルに
面白おかしく
描かれています
この映像の評価が高く
大河ドラマ「八重の桜」の
オープニングに
採用されたり、、
この映像を見た方が
山中さんに
撮影の依頼をしたりと、、
21_21 DESIGN SIGHTでは
開館以来のヒットと
なったようです
そうそう、、
プロダクトデザイナーの
深澤直人さんも
当社に来ていただきました
たまたま読んだコラムが
「箱」というテーマでした
箱が好きで、りんご箱 に
興味をお持ちいただいたのかなって
嬉しくなった(^^)
テマヒマ展 に関わって
普段なにげなく
なりわいとして
作っている「モノ」にも
視点を変えれば
「美」が宿っているなと、、。
毎日作っている側からすると
当たり前の光景も
外側にいる人達からすると
「それ、おもしろいね!」とか
「きれいだね!」
ていうことになる。
アタマを柔らかくして
第三者の意見も頂戴しながら
新たなプロダクト
新たなビジネスへと
展開できるきっかけに
なり得ると感じた
企画展でした(^^)
最後までお読み頂き
ありがとうございますm(_ _)m