こんにちは!
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
箱で空間を作るハコニストの姥澤です
ブログを始めて今日で1週間
タイトルに「ハコのプロが教える
インテリア活用術」
って掲げてるにもかかわらず
インテリアの話題がないまま
来てしまったので
タイトルの通り、インテリアに
関するお話をします☆
今回は「りんご箱」をどうやって
インテリアに活用するか?
本来「りんご箱」は、りんご農家が
畑で収穫したりんごを選果して
木箱に入れて
市場に持っていくために
使われている箱です
丸太から帯鋸(おびのこ)で
切り出した仕上げなしの
板材なので、表面が粗い
ザラザラして
ささくれているので
インテリア用品としては
残念ながら
あまり向かない、、
ただ、今はキレイ過ぎる
ものより、古いものや
無骨な雰囲気を好む
傾向になっている。。
そんな中で、りんご箱も
ギリOKかなって^^;
そのまま使って
ナチュラルな雰囲気を
楽しんでもいいんですが
粗い仕上げのりんご箱に
着色塗装したりんご箱を
ご紹介します
素材は国産の赤松材(パイン材)で
サイズは尺モジュールになっていて、
ざっくり言うと1尺✕1尺✕2尺
正確には
幅30×奥行64×高さ31cm
内寸約28×59.5×30cm
尺モジュールになっているので、
住宅とは親和性が高い
一般的に施工されている住宅は
木造在来軸組工法で、
図面上はメートル法になってるけど
実際は尺モジュールになっています
建材にしてもベニアは3✕6(サブロク)
で3尺✕6尺になっていたり
和室は6帖間とか、柱と柱の間が
1間(いっけん)=6尺
人体寸法に基づいた尺貫法は
覚えると感覚的に使いやすい
りんご箱を棚のように
3列に並べていくと
約6尺のサイズになります
奥行きが30cmもあるので
安定していて、2段、3段と
積み重ねられる
りんご箱がポーンとひとつ
置いてあってもタダの箱ですが
積み重ねていくと連続性に
リズムが生まれ
幾何学的でもあり
単体の箱だったものが
美しいインテリアアイテムに
生まれ変わる
生の板材を釘打ちして
天日干しした自然乾燥なので
寸法は安定していないが
かえってピシッとしすぎない
ユルい感じが手作りの
温かい雰囲気を醸し出している
無垢材(むくざい)の家具って
最高級品の部類になるけど
市販されている家具で
安価なものは
パーティクルボードに
木目調のプリント化粧板(印刷の紙)
貼ったものだったり
いい方のグレードになると
突板化粧板(薄くスライスした板)
に塗装した仕様だったりします
りんご箱は普通に無垢材を
使っているので、ある意味
高級な仕様ともいえます
天然木はひとつとして
同じ木柄のものはなく
節もあって不揃いです
ですが、それが木の表情で
それぞれ個性があって
いいアジが出ているなと。。
それと最小単位が
ひとつの箱になっているので
状況に応じて可変させられる
少しづつ足していくってことも。。
りんご箱をインテリアに活用する
基本的なことをご紹介しました(^^)