結婚生活の時にはあまり意識してなかったけど、実際に離婚して分かった衝撃的な事実。
・離婚すると配偶者扶養控除の38万円が無くなる
・厚生年金を半分もっていかれる
この2つ！
これを順番に説明していくんだけど、
まず、結構してると『配偶者扶養控除』が年間で38万円あって、これは「支払う税金を38万円値引いときますよ～」みたいな制度。
世帯年収が900万以下だと使えるんだけど、これが離婚すると無くなります。
夫婦だけで離婚した場合だと別にいいけど、子供いる状態で控除が年間で38万も減るのは痛いよねー。
次に、『厚生年金』も半分持ってかれます。
これは、夫が会社員で妻がパートもしくは専業主婦だった場合、妻側は厚生年金に入ってないので離婚すると老後生活が苦しくなるよね？
それを、「厚生年金を分ける事でちょっと負担減らそうぜ」みたいな制度。
夫婦ともに正社員だと分ける必要は無いんだけど、うちは元妻がパートだったから半分分けた。
これだけで今とか未来の生活費がガクッと下がるってわけ。
ただ、もちろん生活費が１人分減るから『配偶者扶養控除』とか『厚生年金』の下がった部分を下がった生活費分で賄う事も出来る。
例えば、夫側が高収入で夫側のお金だけで生活してた場合なんかだと、生活費が一人分下がる事で自由に出来るお金が大きく増えるけど、夫婦揃って生活出来てるような状態で離婚すると生活苦になる。
養育費だって相手側が払うかどうか分からないから当てに出来ないし、一人親の補助金とかも年収の壁が結構厚い。
こうやって考えると、子持ちで離婚した場合、子供と暮らしてるシングル側の負担ってめちゃめちゃ大きいんだなぁって思った。
一人で二人分の家事、育児、仕事をやっていかないと生活できないものね。
養育費を払ってたとしても、子供を置いて出て行った側の人間なんて気楽なもんだよ。