きょうは15冊。


近所の公園のはずれに、花や木が植わっている三角広場があって、ときどきぺっぺはそこに立ち寄り、花を愛でる。

今日も、さざんかの咲き終わりの小さなつぼみや、花壇の花を「ちえいねー」と、何度も触りながら言っていた。


隣りには少し大きな家が建っていて、境に垣根がある、その隙間から庭にいる人が見えたようで、「おじしゃん、おじしゃんいるね」と。


ほどなく、ご年配の女性が出てこられて、「お花好きなのね」と手に持った侘助をくださった。薄ピンクでかわいらしい。もう終わりの頃なの、でも水にさしておくと割と長持ちするのよ、と。


お礼を言って、中に入られる時に見送っていると、ぺっぺがまた「おじしゃん」と。

幸いつぶやくような声だったけれど…髪が短くても女の人・おばさんのこともあると、いつ分かるのかな…。


そのあと、今度は自転車でやってきたおじさまが、石段に座ってタバコを。


ぺっぺがその前にある、排水溝のあたりをウロウロするので、騒がしくてすみませんと言ったら、「2歳ぐらい?」と話しかけられ、いろいろお話ししていた。

ぺっぺは石段をのぼりおりして、おとなしく(?)付き合ってくれていたけれど、ふいに「おしゃかなせんべいたべるの」と口にした。


すると、「これよかったらおやつに」と、さっき知人に二つもらったというアンパンを、おすそわけにいただいてしまった。


〈さつきさん〉という方で、ぺっぺに「さつきさんて言ってはったね」と話したら、「おつきさんでした」と言ったので、なにかと思ったら、どうやら、【さ〈つき〉】から連想したらしい。

おもしろいなぁ。




    

きょうの絵本


『まるいまあるい』


イエラ・マリさく

栗栖カイやく

ブロンズ新社 2005



「おひさまは まるい」というように、まるいものが1ページにひとつずつ、順に描かれていきます。太陽、月、ゴムまり、毛糸玉、卵の黄身、瞳…ボタンやお皿、文字のOなど。


レコードなんてのも出てきて、時代を感じます。


とてもシンプル。


それなのに、丸いものそれぞれをきっちり描き分けているから、ほんとうに見応えがある。


赤ちゃん絵本でよくありそうだけど、表面的な絵本になってしまうに違いない。

でも、イエラ・マリがつくるとそうはならない。




✳︎



ぺっぺも、よく見ていて、「まるいのよむのー」と手をのばすことも(2023.0309)。

「○○はまるいまあるいね」と話しかけると、反応もよく、「丸いもの」という意識がこの絵本を読んだあと、深まったみたい。


イエラ・マリの本はほかにも紹介しています。