アンジェラの絵本のブログにいらして下さり、

ありがとうございます。

 

久しぶりにブログを再開したいと思います。

 

どうぞよろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

地元の小学校での

 

読み聞かせボランティア。

 

 

現在、22才の息子が

小学校に入学した時に

始めました。

 

 

 

その前からも、

 

子どもの通う幼稚園で

ママ達のための

絵本のサークルの代表を務めたり、

 

絵本の勉強に都内まで

通ったりしていたので、

 

絵本との付き合いは25年くらい。

 

 

 

絵本が好きだし、

教室で子ども達を向き合って行う

読み聞かせは、

 

とても幸せで、

私自身が良いエネルギーを

もらえる貴重な時間でもあります。

 

 

 

 

読み聞かせに加えて、

不定期ですが、

 

年に何回かわたしが

グループの中で、

絵本の勉強会を開催

しています。

 

勉強会っていっても、

絵本を紹介して

読むだけなんですけどね。

 

 

 

 

今、学校がお休みで、

再開のメドもはっきりしない中、

 

わたし達ボランティアによる

読み聞かせの再活動も

夏休み以降に決定しました。

 

 

 

 

そんな事情の中、

先週と今週の2回にわたり、

 

読み聞かせボランティアのための

勉強会が

オンラインで実現しました。

 

 

 

 

テーマは二回とも

「昔話」

 

 

 

一週目は、

 

ラテンアメリカの民話、

北欧の民話、

ロシアの昔話を取り上げました。

 

 

 

そして二週目は、

 

日本の昔話、

イギリスの民話、

ユダヤ民話

グリム童話のお話しを読みました。

 

 

 

結構マジメな勉強会です♪

 

 

 

 

 

今回は、

 

マーゴット・ツェマックの作品

中心に紹介しました。

 

 

 

「ダフィと小鬼」

ハーヴ ツェマック文

 マーゴット ツェマック絵

富山房

 

 

 

 

 

 
「みっつのねがいごと」

 

マーゴット ツェマック文絵 

岩波の子どもの本

 


 

 

 

 

「ありがたいこってす」

マーゴット ツェマック文絵
童話館出版
 

 

 
 

市場には、いわゆる絵本が

溢れかえっています。

 

 

でも、

 

 

小学生の子どもたちが

心から楽しめる

良質の絵本が

たくさんはあるかといえば、

 

必ずしもそうでないかも。

 

 

 

 

 

子育て中のママもそうでしょうが、

 

どんな絵本を読めばいいの?💦

 

というボランティアは案外多く、

 

 

わたしは、そんな悩みにはいつも、

 

「迷ったら、昔話を読んでね」

 

とお伝えしています。

 
 
 

古の時代から脈々と

人から人へと

語り継がれてきた昔話には、

 

 

ああ、楽しかった~♪

また聴きたい! 

 

 

と言わせるだけの力があります。

 

 
 
 
 
 

あなたはどんな昔話が好きですか?

 

   

 


ずいぶんの日にちが経ってしまいましたが......

2月の青木祥子さん
による絵本のセミナー

濃密な二時間でした



絵本を読んでもらう、って 大人になってもとっても気持ちがいい(笑
しかも質のいい作品ばかりなら、なおさらです


前半は、
「子犬のピピン」
「How St Francis tamed the Wolf」
George Maccdonaldの詩、「Baby」


後半は、
ビアトリクス・ポターのピーターラビットシリーズから2冊、

ピーターラビットのおはなし

グロスターの仕立て屋

を読んで頂きました。


「ピーターラビットのおはなし」
は、

きっと世界で もっとも長く読まれている絵本のひとつだろう、と思いますが、
お馴染みの挿絵に負けず劣らずの素敵なお話しです

すました感じの文章ですが、ユーモアにあふれていて、
好奇心と食欲の旺盛な すばしっこい子うさぎが生き生きと描かれています。
でも、同時に ごく身近な 私たちの普段の生活を切り抜いたような 親しみやすさもある一冊。



「グロスターの仕立て屋」

ピーターラビットシリーズ、なんとなく全部知ってるような気になっていましたが、
...それは大きな勘違い

おお、そういうお話だったのかと、

とても新鮮に聴きました


寝込んでしまった年老いた貧しい仕立て屋に代わって、
ネズミ達がせっせと注文の上着とチョッキを仕上げるお話し。

数多くのポターの作品の中でも、この本の挿絵の繊細さと美しさは群を抜いています。
特に、仕立て屋とネズミ達が扱う生地の質感や柄、
刺しゅうの模様の立体感などは目に心地よいです。

ねずみ達の見事な働きっぷりは、
とっても愛嬌があり、可愛らしいのですが、
ちっとも甘ったるくないのが、ポター素晴らしいところでしょうね。
小悪魔的な猫のシンプキンもとてもいい味を出しています。



3月はセミナーに参加できなかったので、
次は、4月のセミナーの報告です



更新が遅くなってしまいましたが


1月16日、青木祥子さんによる くらべ読みセミナーに参加してきました


今回は ベスコフ
の作品をいくつか取り上げて読んで頂きました。
ベスコフは、1900年代前半に活躍したスウェーデンの代表的な女性の絵本作家です。


以下、読んで頂いた作品です。
ベスコフのファンならお馴染みのものばかりですね。

雪のおしろへいったウッレ

もりのこびとたち

ペレのあたらしいふく

どんぐりぼうやのぼうけん

おりこうなアニカ

おやゆびひめ (こちらは、アンデルセン作、ベスコフ絵)


どんぐりぼうやのぼうけん と おりこうなアニカ 以外、
100年以上前の作品ですが、どれも色あせるどころか
いまだに読み手、聴き手を惹きつけてやまない極上の作品ばかりです。



また、ペレのあたらしいふく以外はすべてファンタジーですが、
美しく描かれた四季折々の自然の中に
生き生きとした愛らしいこびとや妖精やもの言う動物達が、
なんの違和感もなくしっくりと溶け込んでいて、
私たちもその不思議な世界にスッと入り込めてしまいます。


最後に原書で紹介して頂いたアンデルセンのおやゆびひめと、
ベスコフの挿絵の相性の良さは見事というしかありません



わたしは、ベスコフの作品は、子どもが幼稚園の年長さんくらいの時期に
よく読みきかせましたが、小学校の低学年はもちろん、
自分で読むなら高学年~大人になっても楽しめる絵本としてお薦めしたいです。

ぜひ



そして、
次回の青木祥子さんによるくらべ読みセミナーは、
2月の6日の土曜日、10:00~12:00
山内図書館会議室にて
(東急田園都市線、横浜市営地下鉄のあざみ野駅下車2分)
参加費:1500円

こちらも興味のある方は
ぜひ





メリークリスマス♪♪


一年で一番忙しいこの季節、バタバタと過ごしています。
でも、これからお正月にかけて、やっぱり一番楽しい時期でもあります♪
明日はチキン焼いて、夜中にはクリスマスのミサに行く予定です。


さて、みなさまのところにはサンタさんは来ますか?
前回のブログで、青木祥子さんによるくらべ読みセミナー
について取り上げました。取り上げられていた作品のひとつ、

『ビロードうさぎ』
は、

クリスマスにぼうやが、プレゼントにもらったぬいぐるみのお話しです。

絵本にしては長いお話しですが、読み聞かせに慣れているお子さんなら、
きっと5歳くらいから、楽しめると思います。

ダイジェスト版も出ています。
検索するとそちらの方が先にひっかかりますし、
本屋さんに行っても、そちらしかなかったりします

でも、

わたしは断然、完訳本をお勧めします!!!


テキストはわかりやすいですし、
繊細な描写がこの本の醍醐味でもあるので。


この作品は、冬のお勧め本として、
ちらにも載っています♪




さて、

青木祥子さんのくらべ読みセミナー、

次回は来年の
1月16日土曜日、10:00~12:00
を予定しています。

場所は、横浜市の
山内図書館 会議室
横浜市営地下鉄、田園都市線「あざみ野駅」からすぐの場所です。

参加費は1,500円です。


そして、取り上げて頂くのは....

ベスコフ



とってもとっても楽しみ~



興味のある方、ぜひご参加下さいね

お待ちしています♪



青木祥子さんによる「くらべ読みセミナー」に参加しました



くらべ読みは...
一冊の本を
同じような題材を扱った別の本と読み比べてみること

テキストや挿絵の質、表現力、おもしろさ、翻訳の良しあしなど、おもしろいほど客観的に考察、吟味できるようになります



講師の青木さんは
子ども文庫の会の季刊誌「子どもと本」の編集と発行に携わる傍ら、長年、絵本に関するセミナーも多く開いていらっしゃいます。


そして
子どもと本は、
優れた絵本や児童書が紹介されているのはもちろんのこと、
子どもの文芸に関する国内外の文学者の様々な書籍、講演、記事なども掲載されていて、知的で読み応え満載の季刊誌です


彼女の取り上げてくれる作品は、どれも逸品
毎回、死ぬ前に出会えて良かった
(笑 って心から思えるものばかりです。



今日は、

ジェームズ・マーシャルのテキストに、センダックがイラストした

「おいしそうなバレエ」


 ウィリアム・ニコルソンの以下の作品

「かしこいビル」
「ふたごのかいぞく」
「ビロードうさぎ」
(挿絵のみニコルソン)


アメリカの美術館から出版された、クリスマスの絵本2冊


を読んでもらいました。

どれも抜群にセンスの良いものばかり

とても内容の濃い楽しい時間でした。
特にニコルソンの作品は100年近く前のものなのに、
色あせることなく、今もなお私たちを楽しませ満足せてくれることをあらためて感じさせてくれました。


毎月一回、開催される
青木祥子さんによる「くらべ読みセミナー」、
次回は
来年の1月16日(土曜日)10:00~12:00
を予定しています。
場所は未定(センター南、あざみ野のことが多いです)


決まり次第またお知らせします!!!