わぁ〜いまるさ〜ん。

山口県に来てるよ〜😆


というわけで(どういうわけで?)

広島・山口の旅 二日目の朝です。


岩国といえばまずは錦帯橋でしょう☝️

泊まったホテルは、

錦帯橋まで10分ちょっとの近さです。



下河原駐車場(無料)に車を停めます。
※多客時は有料みたいです。300円
わぁい🧡
修学旅行でも無縁でしたので、
ぽよん初の錦帯橋です。

憧れのこのアングル
国名勝、人類の遺産、唯一無二の木造アーチ、美しすぎる橋です。
その非の打ち所が無い精巧さに
見惚れるしかないっ🧡

夫は中学校の修学旅行で、ここで集合写真を撮った記憶しかないって。
「中学生じゃ、この橋の美しさや高度さなんて分かんないよねー」とか、知ったかぶりするぽよん🤭


いやぁ美しい😍 
木造でこのアーチ、技術の結晶よ。
架橋が難しいとされた錦川に、最初に5連アーチの橋が造られたのは延宝元年(1673)のこと。
岩国を治めていた吉川広嘉が、小島から小島へ渡る石橋が描かれた「西湖遊覧志」の絵図をヒントに、小島のような橋脚を作り、その間をまたぐ橋を思いついたとされています。
広嘉は、家臣に橋の研究を命じ、模型を作らせたり、架橋の技術を得るために各地に派遣したりと熱心な活動を行いました。
そうしてついに、技術の粋を集めた錦帯橋が完成したのです。

しかし、橋は創建の翌年に台風で流失。
すぐに再建され、新たな工夫を加えながら技術を伝承、架け替えを繰り返して、276年間不落の橋となりました。
昭和25年、戦後の財政破綻でメンテナンスが出来なくなったこともあり、キジア台風により、ついに橋が流失。市民の熱意により昭和28年に再建され、平成16年の架け替えを経て現在に至っているそうです。


そういえば、何年か前にバイクで橋に侵入した不届き者がいたわね。こんな歴史を知ってか知らずか、日本人としてあり得ないっ😡
錦帯橋を渡るのは有料。
往復310円なんだけど、お得なセット券(ロープウェイ往復・岩国城入場券がセットで970円)を購入。

この季節は、空の青さと緑の美しさよ。
春は桜、秋は紅葉が映えることでしょう。
見上げれば、
標高200mの城山に建つ岩国城


岩国城を築いたのは初代領主の吉川広家、毛利元就の孫にあたる人物だそうです。
錦川は天然のお堀となりました。
川の両岸に城下町を造営したので、架橋は必須だったというわけです。

橋を渡り、対岸に来ました〜。
錦帯橋には松も良く似合う🧡
世界遺産登録が叶いますように。

岩国武士の負けず嫌いを表徴する
槍倒し松(やりこかしまつ)


諸国の大名が他藩の城下を通るときは、槍を倒すのが礼儀でしたが、大藩が小藩の城下では、儀礼を守らず槍を立てたまま威風堂々と通ったそうです。六万石の小藩であった岩国の武士たちはこれを見て憤慨し、わざと横枝の張った松の木を橋の頭に植え、大藩といえど、どうしても槍を倒さねば通れないようにし、溜飲を下げていたということです。

松は残念ながら昭和27年に枯れてしまったそうですが、自生した直系の松を、昭和43年に槍倒し松として吉香公園から移したそうです。



橋を渡った先は、吉川家の居館や家臣の屋敷跡地で、現在は吉香(きっこう)公園として整備されています。
物凄く広くて、色々散策したので別記事でまとめようと思います。


まずはロープウェイ乗り場へ
こちらにも駐車場があります。
河原下は石がゴロゴロしていますので、
こちらに停める方もけっこう多いみたい。

ロープウェイは15分おきに昇降しています。ここでも外人さん多かった。

ロープウェイを降りて、岩国城までは10分ほど歩きます。

山道ルートと、舗装されたルートがあります。行きと帰りで変えてみるのもいいかも。


✤大釣井
築城と同時につくられた大井戸。
非常時の武器弾薬等の収納場所や、敵に包囲され落城の危機にさらされた場合の脱出口を兼ねたとも伝わるそうです。

上から見たところ
木々に囲まれ、目立たない場所だったのかな。

しばらく進むと、舗装された道と合流。すかさずそちらを歩く夫婦😅

石垣が見えてきました。

ここは旧天守台だそうです。
発掘調査により下部4分の1が見つかったそうで、平成7·8年に復元工事が行われました。
当時の石積技術が再現されています。

大きい石の間に小さい石を組み込んであり、なんとも味のある形状になっていますね😃

再建天守です。
一国一城令により元和元年(1615)に取り壊されてしまいましたが、昭和36年になり、天守台跡より50mほど移動して、市内を眺望できる位置に再建されました。

✤二ノ丸跡

こちらから見上げる天守閣、美しいですね。


✤東矢倉跡

それでは、中へ入ってみます。
セット券を買っておいたので楽ちんですよ。

たくさんの刀剣や銃などが展示してありました。

刀の原料ってこんなのなんだ😲
作刀の工程とその道具のようです。

ジオラマ。可愛らしい😊

こちらの鯱は旧天守のものでしょうか。
説明書きなどはないようでした。

出土品かなぁ

配布されるパンフレットに沿って展示、説明がなされています。

これは見応えありますね〜。

錦帯橋の模型です。

琵琶をみると宮島の杓子を思い出す。
この形、ほんと優しい丸みですね〜☺️

甲冑を見るたび、昔の人は小柄だねえと身長186cm(少し縮んだ)の夫が言う🤭


錦帯橋の美しさは、多くの絵師を虜にしたんだろうなぁ。


天守からの眺めです。

素晴らしい景色😍
天然の外堀錦川と、両岸に城下町、そしてそれを繋ぐ錦帯橋と、往時の姿を想像します。

涼しくていつまでも眺めていたいけど、まだ行きたいところがたくさんあるから、そろそろね。

もちろん、舗装された道を帰りますよ😁


ロープウェイ山頂駅には
からくり時計がありました。

帰りのロープウェイが出る5分前に音楽が流れて、からくり人形が動き出すようです。聞いてから帰れますね☝️
 

『鵜飼音戸』が流れてきました。
鵜たちがまわるよ〜😆
それでは、下山するといたしましょう。
ロープウェイであっという間です。