さて、三池炭鉱を日本最大規模に発展させた立役者が団琢磨氏です。
※石炭産業科学館にて撮影した胸像
14歳のとき岩倉使節団に同行して渡米、日本がいかに遅れているのかを思い知らされた琢磨氏は、英語を猛勉強してマサチューセッツ工科大学で鉱山学を学びます。三池炭鉱社の事務長となってからは、デビーポンプの導入など、新技術を次々に取り入れその発展に尽くしました。
三池港の開港を推し進めたときには、
と言い、その言葉通り、三池港は今でも国際港として活躍しています☝️
というわけで、人工港の三池港です。
鳥の形をしていますね🤔
※「明治日本の産業革命遺産」パンフレットより
✔三池港は日本で唯一の閘門式の港です。(三池港と閘門は世界文化遺産の構成資産です)
三池港は干満差の激しい有明海に面する三池炭鉱から石炭を直接大型船で搬出するために築かれました。干満に関わらず大型船の接岸を可能にするため、閘門式水門を有しています。現在も使用されている港で、ハミングバード(ハチドリ)に似た形をしています。
✤船渠閘門視点場✤
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閘門を間近に見れるスポット。
世界遺産登録の記念銘があります。
門の間隔、やけに狭く見えますね。
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あいあい広場へ
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雲仙普賢岳が見えます
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こちらは多良岳方面
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旧長崎税関 三池税関支署
国指定史跡
県指定有形文化財
福岡県熊本市新港町1-25
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240426/15/pepe1283/cc/1d/j/o1080080915430703267.jpg?caw=800)
三池港が開港した明治41年に開庁。
三池炭鉱の石炭が海外に輸出されたことを示す貴重な施設です。
この建物は、昭和47年まで支署として使用されました。(現在は対岸に新庁舎)
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石炭産業科学館に模型がありましたね。
平成24年に当時の姿に復元されました。
こちらではガイドの方に、色々説明して頂きました。
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内部の様子(土日祝日のみ内部見学可)
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たくさんのパネル展示
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240426/16/pepe1283/f0/ce/j/o1080081015430709651.jpg?caw=800)
三池港の歴史がわかります。
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こちらに閘門の開閉時刻が掲示してありましたよ!
炭鉱列車が走りますよ
三池港閘門は「光の航路」で有名なんですね。1月と11 月のみ、門の中央に沈む夕陽が見れるんだって。
最後まで駆け足だけど、最後にもう一箇所
旧三川電鉄変電所
国登録有形文化財
福岡県大牟田市新港町1-30
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明治42年に造られた三池炭鉱専用鉄道の変電所。専用鉄道の廃止により解体の危機にありましたが、現在の所有者である㈱サンデンの投資により復活を遂げました。
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二棟の屋根が連接した造りで、美しい煉瓦造の建物です。見学は直接申込みらしいです。もう時間遅いから諦めました😥
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会社として使用することで、
近代化遺産の保存ができるとの考えなのだそうです。
駐車場の奥になにかありました。
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✤旧三池炭鉱専用鉄道人道トンネル✤
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240426/16/pepe1283/8b/c0/j/o1080080915430709671.jpg?caw=800)
この上に、三池港の貯炭施設に向かう専用鉄道敷が走っていたようです。
その高架下を往来できるように、三池港への通用口としてトンネルがあったということです。
三池炭鉱の世界遺産構成資産を中心に回った今回の大牟田ドライブ、時間が足りずに端折ったことが多すぎましたが、充実の一日でした。
三池港が出来るまでは、三池炭鉱の石炭を輸出するのに経由した熊本県の「三角西港」、少し遠いですが、こちらも世界遺産。次は訪ねてみたいですね〜😊