資料館で案内があり、

職員の方が道を教えてくださいましたので、港の方へ下りてみました。

✥引揚第一歩の地

    

再生への原点

陸地の緑色の松を見て日本に戻って来たと知り、やっと生きて帰れたという実感が湧き、涙が込み上げてきた。上陸した時に「日本の土です。第一歩は内地の上です。しっかり踏んで」と声がかかり、港には大きく「引揚者の皆様、長い間ご苦労様でした」の横断幕があった。婦人団体の方がほほえみをうかべつつ、労いの言葉を添えて差し出すお茶に、同胞としての温もりを感じた。

※現地案内板 (記念手記集より)


こんなところに国際ターミナル?

と言いたくなるのどかな風景。


すぐ近くに鳥居が見えたので行ってみます。




扁額には
宮地嶽神社」「保食神社」とあります。

石段をえっほえっほ。これくらいなら慣れたもんです😄

二つ目の鳥居がありました。


扁額は「疫王神社

三つの神社が合わせてお祀りされているのでしょうか。由来など詳細が分からず残念です。


石段を上がりきると

手水鉢がふたつ


二の鳥居の石燈籠が倒壊していましたので、その辺りにあった石材でしょうか。


正面には石祠が五つ

鬼瓦と

一体の狛犬さん
いずれかの神社から遷って来られたものなんでしょうか?


それぞれの神社の名が刻まれているようでしたが、よく見えず。

港を見下ろすように建つ鳥居

この地には、引揚者の方々を乗せた船をお迎えしたであろう、小さな神社の存在があったのですね。
余談ですが、上の写真↑
鳥居の上あたり、テトラポットに乗っている夫が写り込んでいまして、Galleryの人物削除機能で消してみたんですけど、やっぱり分かりますね😅
消された夫・・・かわいそうに。

いつも運転させっぱなしなので、こんな日は缶チューハイを1本おまけします。