雛のやきものまつりのパンフレットを見ると、見ておきたいお雛様の写真がズラリ。

 

興味ある方はこちらを是非〜😊


でも、スタンプラリー制覇するには、1日じゃ無理ムリムリ😓

それに、お雛様だけじゃ夫もあんまり楽しくないだろうし。


ということで、二人でじっくり楽しめそうなところへやってきました。


佐賀県立 九州陶磁文化館

佐賀県西松浦郡有田町戸杓乙



佐賀県立九州陶磁文化館は、日本磁器発祥の地、有田にあるやきもの専門の博物館で、有田焼や唐津焼をはじめ九州各地の陶磁器を収集・展示しています。

なんと約3万点を収蔵してるそうですよ。敷地もめちゃ広くて、さすが佐賀って感じ。しかも入場無料😆


✿絵唐津稲穂文大皿

駐車場近くに展示してあっためちゃめちゃ大きなお皿。「大皿に夢をのせて翔こう会」が12作目でようやく完成させたものだそう。


こちらの会場で是非見たかったお雛様がこちら。

✿磁器製座り白磁びな七段飾り
佐賀県窯業技術センター制作

なんと白磁のお雛様、一見の価値ありです☝️ 

そして、中庭には

✿白磁冠火食鳥噴水
(はくじかんむりひくいどりふんすい)


1987年にマイセン市から寄贈。
冠火食鳥とはダチョウに似た大型の鳥で、ほぼ等身大なのだそうです。
隅々まで美しい白さ。ずっと大切に管理されてるんでしょうね。

館内受付の側にショップがあります。


上の階はカフェテラスで、古伊万里の器でコーヒーやケーキを楽しめるんだって。

✿ミュージアムショップ


有田焼の文様をデザインした逸品

ここには、以前ガイドブックで見て、ずっと気になってたお土産品があるんです。


✿白磁彩菓(天馬堂)

なんと、有田焼・伊万里焼の絵柄をプリントしたお菓子です〜。もう芸術品✨
「有田様式」「鍋島文様」「明治有田超絶技巧」の3種。
なーんと5個入で2,200円(3個入もある)
とても手が出なかったわぁ〜。
見て感動して終了😂


って、博物館入口でこんなにつっかかってるぽよん。急がなきゃ、終わんないわ〜

人間国宝などの作品が並ぶ展示ホール

✿有田焼からくり時計

ホールを除いて展示室は全部で五つ。

時期により企画展も開催されています。



江戸時代初期に有田一帯で誕生した日本磁器。良質な陶石と佐賀藩による保護により発展していきます。




17世紀後半には、日本磁器の双璧と言われる「柿右衛門様式」「鍋島様式」が完成します。



絵付けや焼成の流れに沿って、皿形のスクリーンに美しい映像が写し出されます。


中国での王朝交代に伴う内乱により、中国磁器の輸出が激減。代わりに有田焼が世界に広まっていきます。


磁器を使ったシャンデリア



    

マイセンでは「柿右衛門様式」の製品のコピーが多くつくられるようになり、そのことはヨーロッパの陶磁器に大きな影響を与えることになりました。


✿色絵花鳥文六角壺


✿色絵花盆文透彫八角皿



✿蒲原コレクション




海外輸出が衰退してくると国内に市場を転換。様々な有田焼が江戸の暮らしを彩りました。



幕末の開港前夜、本格的に海外市場への再進出を果たした有田焼。新しい有田焼は近代における新たな発展をもたらします。


✿釉下彩鶏花文大花瓶
(ゆうかさいけいかもんだいかびん)



有田焼は歴史の波を越えて400年にわたり継続してきました。伝統的な技を礎に技術革新を進め、暮らしを豊かにする様々な製品を作り出していきます。


下の二つは、
どこのコーナーの展示だったのかわからなくなっちゃったやつ😅

東京五輪のエンブレムも磁器

新幹線も磁器

✿有田焼のデザインコーナー
自分の好きな皿の形と文様を選んでオリジナルの皿をデザイン。


   
「九州の古陶器のコーナー」では、唐津焼や初期伊万里、柿右衛門様式、鍋島様式などの名品と、九州・沖縄の古陶磁を展示しています。

「柴田夫妻コレクションコーナー」では、柴田夫妻から寄贈された一万点を超えるコレクションの中から約千点を展示。

(この辺り、多すぎて写真を撮るのを諦めてしまいました)



✿現代の九州陶芸

最後に映像を


とにかく、無料でこんなにたくさんの展示を見れるなんてびっくり。美しい陶磁器がいっぱいで、眼福でした。


佐賀県は歴史と伝統、文化の継承・保護にお金をかけてますよね〜😃

行きたいとこ見たいとこ

まだまだ止まりませんね。


楽しい一日でした。



あっ、まだ終わってなかった。

帰りに川棚のくじゃく園に行ったんだった。夫が動物に癒やされたいって言って🤭

写真は全然撮ってないんだけど、クジャクやモルモットに餌をやったりして楽しみました。



フラミンゴの首振りとどつきあいが激しすぎて、思わず動画を撮りました。


この日いちばんおもしろかったかも😆