バルーンミュージアムのほど近く、
佐嘉神社にやってきました。
佐嘉神社
佐賀県佐賀市松原2丁目
佐賀鍋島藩 10代藩主 直正公と
11代藩主 直大公をお祀りする神社です。
明治6年、鍋島家の祖先を祀る松原神社に南殿を造営して直正公を奉祀しました。昭和8年、現在地に佐嘉神社の社殿を造営し、直正公の霊を遷座。別格官幣社に列せられます。
昭和23年に、同じく南殿に祀られていた直大公の霊が合祀されました。
立派な木製の鳥居です🤔
鳥居を潜ると「佐賀の七賢人」の碑
「稀代の名君」鍋島直正公の功績について、過去記事でまとめています。
佐賀の七賢人にも触れていますので、よろしければ😊
佐嘉神社の境内の様子
※ホームページより画像をお借りしました。
境内にはあと七つお社があります。
「八社詣巡り」をすると、ご利益ありそうですね。
✤神門
✤手水舎
✤カノン砲のレプリカ
「日本初の鉄製大砲の鋳造」に成功した佐賀藩。これは、その150ポンドカノン砲を復元したものです。
鎖国時代、佐賀藩は福岡と交代で長崎警備の任を負っていたのですが、「フェートン号事件」の失態により、厳しい処罰を受けることとなります。
事件後に生まれた直正公は、国防の大切さを痛感し、軍備の近代化を目指して大胆な改革を行いました。そして、極度に窮乏していた財政を立て直し、佐賀藩は日本一の先進技術をもつ雄藩へと成長します。
直正さんって、ほんと凄い人なのよね。
優秀な人材に支えられたのも、御本人の人徳だったと思うわ。
う〜ん、佐賀にはリスペクトと同時に
軽い嫉妬も感じる長崎県民ぽよん。
神門を振り返って。
✤鍋島家御用蔵 窓乃梅酒造(現在は佐嘉酒造に社名変更)の「窓乃梅」
直正公も愛飲したのだそうです。
直正公の側近で、殉死した佐賀藩士 古川松根(ふるかわまつね)を祀る神社。
礼儀作法や学問、書や絵画、和歌や雅楽などに優れた人物だったそうです。
その才能にあやかりたいものですね🙏
✤古川松根翁 筆之碑
殉死したときの辞世の歌だそうです。
✤古川松根純忠の碑
題字は鍋島直大公
そして、
鍋島杏葉紋を掲げた扉の向こうは
松原神社は、鍋島家始祖 鍋島直茂を祀る神社として安永元年(1772)に創建されました。
直茂公の法号から
日峯(にっぽう)大明神と称され、現在も
「日峯さん」として親しまれています。
✤松原神社 神門
「松原神社」に改称されたのは、明治5年、初代藩主 勝茂を合祀した時です。
✤狛犬さんたち
✤針の碑と池坊華祖碑
松原神社では、針の労をねぎらう感謝祭が行われているそう。池坊は平方観山氏により佐賀に広められたそうで、「秋祭り日峯さん」の際には、生け花が捧げられるのだとか。
✤白磁の鳥居
燈籠と同じく、有田の陶工たちが
直茂公を崇敬して寄進したものです。
✤木製燈籠
✤松原神社 鳥居
お堀みたいな松原川、
架かる石橋の風情に見惚れます。
たくさんの鳩がいましたよ😄
とても人に慣れています。
昔の狛犬さんかな
現在は、松原神社が佐嘉神社の境内社になっていますが、本来は松原神社が本社。
こちらの鳥居から入ると、松原神社に境内社があるようにしか見えません。
そんな境内社の続きは
次の記事で。