高尾山。もっとも身近な山ではあるけれど、登ってみたのは小中学生の頃の遠い記憶。
まさかこの歳になって、こんなに親しむ事になろうとは・・・
そんな次第で、岳部活動のブランクの足慣らしとして、王と共にお手軽高尾行のとある一日。

昨年12月。先月に引き続いて、本格的な登山まで足が鈍らないようにと、その日もまた昼から散歩気分で出発

見事な晴天。それに映える山の紅


今回は、これまで歩いた事のない稲荷山コースにて登頂。

1時間程で山頂に到着し、紅葉を堪能しながら、お湯を沸かしてまったりティータイム
~~


眺めれば、傾く陽は、あとわずかで富士の裾野に沈む角度。
この一遇の絶景を拝むべく、もう一杯お茶をすすりながら待ち・・・

パチリ

充電切れの僕の携帯に変わり、王のデジカメに収められた映像にてお届けします瀅
紅葉から落日まで、綺麗な景色を短時間で贅沢に味わえた事に大満足

そして・・・
下りのルートは、お気に入りの6号路へ。
渓流沿いの6号路。
登山客が多い先月11月中までは、登りのみの利用に制限されていたのだ。
でも今日はもう12月。
「下り行けるじゃな~い♪」
何も迷わず入りました鋓鋓
落日を撮ってからの下山。
さらに谷を下りるコース。
・・・浅はかでした

見る見る内に残光は薄くなり、尾根の陰りは薄暗さから闇へと落ち・・・
足元はとうとう視認も難しく、足の裏で地面の凹凸を確かめながら、谷側に滑らせないように歩を運ぶ。
昼間はあんなに心地よいせせらぎの音は、うるさい位にごうごうと耳に響いてくる。
夜の山は人の領域じゃない澈
そんな感じがした


焦らないように、それでもかなりのペースで下り続け、6号路の終点近く、琵琶の滝の修行場の街灯が見えた時は、本当に助かったと思った

慣れた山でも、低い山でも、ナメてかかっては行けないのだと、身を以って思い知る素人2人。
部長に話したら説教モノだ。
そんな自戒を述べ合いつつ、後は油断せず最後まで・・・
ところが。
暗がりから不意に・・・
「助けて下さい」
見れば妙齢の山ガール2人。
・・・元ガールか。年金世代。
久々の登山に張り切りすぎて、足を痛めた下山の途中、陽も落ち、体力も気力も底をついて立ち往生していたそうな。
困っている人は助ける。
山のルール。それ以前に人の道。
それぞれに手を引きながらの行程は、実にここまで下りてくるより更なる時間を要した。
それ以上に、お財布を開けて示そうとする謝意を辞する説得の方が大変だったけど淸
手打ちの缶コーヒーを飲みながら、ほんの6時間あまりでの濃密過ぎる体験を振り返る僕と王であった・・・
後日談。ご婦人方の謝礼を辞退する気の利いた方便を思い付いたのは、家に帰り着いてから。
軽挙の減点と、人助けの加点で、差し引きは0・・・でいいですか?部長?m(_ _)m
的なw
テルマエ?瀅
魚沼の宿で朝を迎え、昨日の興奮冷めやらぬまま向かったのは巻機山。








