近々発表予定の「ダンス映画興行収入ランキング」の第49位にあったので、初めて知った作品。
2009年に68歳で亡くなったドイツの天才舞踏家ピナ・バウシュ(詳しくはウィキペディアのピナ・バウシュをご参照ください)のドキュメンタリー映画。
私はこの世界には疎いので全く知りませんでしたが、「バレエ+ダンス+演劇」の総合芸術みたいなものを目指していた方のようです。
彼女が率いていたヴッパタール舞踊団の代表作「カフェ・ミュラー」「春の祭典」「フルムーン」を通して彼女の素顔や内面に触れることができます。
ダンスや演劇がお好きな方にはオススメですが、それ以外の方には難解かもしれません。
| ペップトーク度 | (最高★×5) | :★★★☆☆ |
| 映画オススメ度 | (最高★×5) | :★★☆☆☆ |
2011年ヨーロッパ映画賞:ドキュメンタリー映画賞受賞
2011年アカデミー賞:ドキュメンタリー長編賞ノミネート
2011年英国アカデミー賞:外国映画賞ノミネート
彼女の生前から撮影が進められ、癌で亡くなった死の悲しみを乗り越え完成された作品なのだそうです。
ヴッパタール舞踊団の代表作「カフェ・ミュラー」「春の祭典」「フルムーン」を通して、団員の作品に対する思い、ピナに対する思いなどのインタビューを通して構成されています。
【ペップトークの見所】
ダンスにもバレエにも演劇にも造詣などというものが全く無いオイラですので、ピナ・バウシュという人の存在もヴァッパタール舞踏団なんて名前も「カフェ・ミュラー」「春の祭典」「フルムーン」なんて作品名も全く知りませんでしたが・・・
なんとなく・・・
「凄いなぁ」「きれいだなぁ」と思いながら観ておりました。
ペップトークに関しては・・・
彼女が団員を指導するペップトークというのはこの映画の中には出てきませんが・・・
彼女が希代のペップトーカーであったことを想像させる作品です。
というのは、団員が語るピナのエピソードの端々に、ピナが彼女たちに語った印象的な言葉やフレーズが沢山でてくるのですが、そのいずれも「ポジティブ」な表現であり、心に残る「キーワード」となっているからです。
ペップトークのお勉強のために、団員への取材部分の中から「キーワード」を拾い集めるだけでも「ためになる」一作だと思います。
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