ダンス映画のランキングでよく見かけるタイトルなので気にはなっていたのですが・・・
一足先に観たワイフが大絶賛だったので・・・オイラも観ることにしました。
先日紹介した「タップ」を観たときに、タップダンスの素晴らしさを再認識したこともあって、丁度他のタップダンス映画を観たいと思っていたところでもあったので・・・
2000年のシドニーオリンピックの開会式で華麗なタップダンスを披露した「タップ・ドッグス」を主宰するデイン・ペリーが監督した半自伝的な作品・・・なのだそうです。
タップダンスといえばアメリカの古き良きJAZZというイメージがあったのですが・・・
この映画ではタップダンスとハードロックの融合に挑戦。
音がデカい、ベースやドラムに、靴底の金属音でどう対抗するのかは映画を観てのお楽しみです。
タップやダンスにあまり興味のない人でも楽しめる父親と息子、兄と弟の「ヒューマンドラマ」やガールフレンドとのロマンス、そして仲間たちとの友情やサクセスストーリー・・・と、青春ドラマに必要な条件は全て充足した作品です。
特にペップトークに必要な「ドリームキラー」「ドリームサポーター」という面では、息子(娘でも良いのですが・・・息子と分かり合うというのがテーマなので・・・)を持つお父さんには是非とも観てもらいたい一作です。
| ペップトーク度 | (最高★×5) | :★★★☆☆ |
| 映画オススメ度 | (最高★×5) | :★★★☆☆ |
母親を早く亡くしたショーンは鉄工所で働きながら父と兄と3人で暮らしていた。
幼いころから兄と一緒に始めたタップダンスでスターになりたいと思っていたショーンはオーディションに合格。
父親の反対を押し切り、ガールフレンドを残してシドニーに一人旅立ったが、主演のスターに嫌われてすぐクビになる。
失意で故郷に戻ったショーンを待ち受けていたのは・・・
【ペップトークの見所】
他の人のレビューを観ていたら、ストーリーがありきたりという評価もあるようですが・・・
映画慣れしすぎると、展開を先読みする習慣ができてしまいます。
その通りになると「つまらない」と感じ、それを裏切ってくれると「素晴らしい」と感じるのかもしれませんが・・・
オイラはどっちも楽しいと思っているし、先読みしすぎないことが作品を楽しむコツだとわかり、最近は控えるようにしています。
先読みして裏切られるの快感も捨てがたいのですが・・・
先読みした通りに展開すると感動が薄れる気がして・・・
まぁ、つまり、多くの人が「この映画はありきたり」と評価しても「オイラはそうは思わない」ってことです。
そんな個人的な鑑賞方法とか映画鑑賞論はさておきペップトークですね。
Chapter:13 1:16’37”~
ペップトークを本番で活かすためには「キーワード=行動指針」となる言葉を設定して、ペップトークする側とされる側がその「意味を共有」することが大切です。
ショーンに対してタップの先生はいつも本番前に「シンプルに、即興はなし」というキーワードをキメゼリフのように使ってきました。
このときだけは、異なる指示を出すのですが、それもこのキーワードが活きているからこそ即座に分かり合えるのだと思います。
いずれにしても本番でペップトークのキーワードで覚醒させるためには、日頃からの「埋め込み」が大切だという教科書的な事例です。
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