ブラッド・ピットがブレイクする前の超~若いころの主演作品(劇場未公開)。
(ブラピの初主演作品・・・と書いていあるものもありましたが、どうやらこの一本前の「リック」という1989年作品が彼の初主演のようですね。)
男の子の兄弟愛って素晴らしいなと胸がしめつけられそうになりました。
男の子を持つお母さんには必見の映画ですね。
ペップトーク度 | (最高★×5) | :★★★☆☆ |
映画オススメ度 | (最高★×5) | :★★★★☆ |
【ストーリーと背景】
母子家庭に育った兄弟のお話。
兄のジョー(ブラッド・ピット)は成績も優秀で、陸上競技では周辺地域のトップを争っているアスリート。アルバイトをしながら母親を助け、奨学生としてスタンフォード大学への進学を目指している。
一方の弟のビリーは、亡くなった父親が兄を溺愛していたせいもあり、兄を尊敬しながらも、なんでも二番目の自分の立場にふて腐れて非行に走り少年院送りとなっていた。
保護監察付きで出所したビリーは兄とは別の高校へ進学。昔の悪い仲間との付き合いが復活するが、母親への思いや正しい道に戻りたい気持ちと悪への誘惑の板挟みに揺れ動く。
兄に対しても反抗的な態度をとっていたが、段々打ち解けはじめ、兄の早朝ランニングにつきあうようになる。
意外なことに、ビリーは兄に付かず離れず走りきることができた・・・その原因は鑑別所で毎日走らされていた成果でもあるのだが・・・ジョーはビリーに陸上部入部を薦めた。
兄との早朝ランニングは楽しんでいたが、高校の陸上部に入ることを拒んでいたビリー。。。どこかで兄と争うことから逃げていたのかもしれない。
意を決して入部したビリーは、すぐに頭角を現し、学校対抗戦で兄と争うことになるのだが・・・
【ペップトークの見所】
あ~なんか、ストーリーが完全にネタばれですね。
m(__)m
最後まで書いてしまいそうな勢いでした。
ちなみに弟ビリー役のリッキー・シュローダーは、1979年にリメイクされてヒットしたボクシング映画「チャンプ」で天才子役と騒がれた男の子です。
弟がふて腐れているのを兄が正し、兄が落ち込んでいるのを弟が励まし・・・
お互いが、母親との諍いで調整役になったり、友達との喧嘩の仲裁で盾になったり・・・
男兄弟って良いもんですね・・・ってどこの兄弟も理想的ってことではないでしょうが、オイラは妹2人だし、子どもは女・女・男なので、男の子の兄弟って、ちょっとうらやましい。
ペップトークは・・・陸上部の監督がジョーを励ますシーンもいくつかあるのですが、この映画では絶対この2本ですね。
1本目 Chapter:10 0:52’11”~
練習しすぎで記録が伸び悩むどころか落ちてきた兄に、休むことの重要性を語り、疲れを取ったら記録は戻ると訴える弟ビリーのペップトーク。
2本目 Chapter:14 0:32’56”~
大会前日にふてくされて退部届を出した兄に対し、夢をあきらめるなと訴える弟ビリーのペップトーク。