まったく愚かな勘違いで・・・
あ、でも本当に素晴らしく、美しい作品でした。
ペップトーク度 | (最高★×5) | :★☆☆☆☆ |
映画オススメ度 | (最高★×5) | :★★★★☆ |
【ストーリーと背景】
2007年制作のフランス映画で、監督のセリーヌ・シアマのデビュー作品(当時27歳)
2007年カンヌ国際映画祭ロンドン映画祭 出品作品
2007年ルイ・デュリック賞 最優秀新人作品賞
2008年セザール賞ノミネート
(最優秀新人作品賞・最優秀有望若手女優賞受賞)
だそうです。
親友アンヌのシンクロナイズド・スイミング競技会に応援に行った15歳の少女マリーは、上級生でキャプテンのフロリアーヌの演技に釘付けになる。
彼女にあこがれて、クラブに入るのだが、フロリアーヌはチームや同性からは嫌われ者。
男の子に人気があり、誰とでもセックスするようなふしだらな女の子に見られているが、実は処女・・・
男の子とのセックスへの好奇心と不安感で、恋愛が前に進まないフロリアーヌ・・・
応援してあげたいのだけれど、男の子にフロリアーヌをとられたくないマリー・・・
【ペップトークの見所】
男の子と女の子の間で揺れ動く3人(主人公マリー/親友のアンヌ/キャプテンのフロリアーヌ)の少女の心が、実に詳細に、鮮明に描かれています。
ペップトークとは全くと言って良いほど園の無い映画でしたが・・・
娘を持つお父さん、お母さんは一度観ておいたほうが良いかもね~。
女性には、同感できる要素はあるかもしれませんが・・・
男性には未知の世界ですから・・・良し悪し以前の問題で、こんな精神世界が女性にはあるのかって、オイラにはとても新鮮でした。