競技を中心とした映画ではないことは分かっていたのですが、テニスの映画って有りそうで無いので・・・とりあえず観ることにしました。
- コンフェッティ/仰天!結婚コンテスト [DVD]/マーティン・フリーマン

- 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
| ペップトーク度 | (最高★×5) | :★★☆☆☆ |
| 映画オススメ度 | (最高★×5) | :★★★☆☆ |
【ストーリーと背景】
ウディング雑誌「コンフェッティ」の今年の目玉イベント企画は、オリジナリティあふれる結婚式を争うコンテスト。
オーディションを通過し本戦に進む3組みの「バ」カップルは、「ミュージカル結婚式」「テニス結婚式」「ナチュラリスト(ヌーディスト)結婚式」
ゲイのカップルがウェディング・プランナーとして3組みの演出を支えるのだが、3組ともそれぞれに本人たちや家族に問題を抱えていて・・・
コンテスト(結婚式)本番の10週間前からドキュメンタリータッチで3組のカップルを追いかける・・・という設定。
【ペップトークの見所】
本格的なテニス映画を期待していたわけではないので、テニスのシーンが少ない(ほとんど練習)とか試合前のペップトークが無いとかは気にしていなかったのですが・・・
思わぬ拾い物がありました。
ひとつ目は、3組の「結婚の誓いの言葉」がスピーチシナリオとしてとても参考になること。
テニス組(ジョゼフとイザベル)
Chapter:19 1:13’46”~
ナチュラリスト組(マイケルとジョアンナ)
Chapter:20 1:18’22”~
ミュージカル組(マットとサム)
Chapter:21 1:24’01”~
特にこの組は、ミュージカル風に誓いの言葉を歌詞に乗せてデュエットするとこが素敵。
ふたつ目は、スポーツの試合ではないけれど、やはり本番の舞台裏は緊張感が漂っていて、ペップトークに誓い「励まし合い」が繰り広げられています。
テニス組
Chapter:18 1:10’18”~
ナチュラリスト組
Chapter:18 1:13’46”~ (超ネガティブな状況)
ミュージカル組
Chapter:21 1:20’54”~
ペップトーカー的には突っ込みどころ満載です。
・この状況でそんなネガティブな発言はしちゃダメでしょう!
とか
・そんな話し方したら、余計に緊張させちゃうでしょう?
とか
・失敗とかミスとかイメージさせちゃダメぢゃん!
とか、スポーツの試合の前以外でも、人を励まそうとするときに使ってはいけない言葉とか表現とか、ついつい口に出てしまうネガティブ・キャンペーンとかが良くわかります。
そういう意味では、とても勉強になる一本でした。