この前のブログを書いていいて・・・ふと気がついた。
邦題が「タイ・カップ」だが、原題の「COBB」って何の略なんだろう?
で、頭をよぎったのが、長年「カップ」
だと思っていた名字がもしや「カッブ?」
あわててビデオテープのタイトル見たら「カップ」になってる・・・で、一安心。
でも、やっぱり気になるのでWEBで調べたら・・・「カッブ」が正しいことが判明。初めて日本で紹介されたときの間違った表記がそのまんま残っていたらしい。
ちなみに私が最初に「タイ・カップ」という名前を知ったのはコレ▼
グリップエンドが太くなっているバットを「タイ・カップ式」と呼ぶのだというのを野球に詳しい友人が教えてくれました。しかも、それ以来、随分長いこと、タイ・カップが人の名前だとは気付かなかった。カップを逆さまにしたみたいになっているからで、「タイ」は何か他の意味なのだろう・・・くらいにしか認識していませんでした。(恥)
日本ではあまり有名ではありませんが(オイラが知らなかっただけか???)、アメリカではベイブ・ルースと並ぶかそれ以上に有名な選手らしいですね。
なんか、イチローが大リーグで活躍するようになってから、ボチボチ名前を耳にするようになった気がする。(またまたオイラの単なる無知かも)
ちなみに普通のバットのグリップエンドはコレ▼
明らかに、フルスイングしたときの「スッポ抜け防止」って形状ですね(笑)
上の写真の「タイカップ式」グリップは、彼が現役時代に考案したってことは1904年にプロデビューしているので、ざっと100年くらい前に考案されたものってことですよね。
それが、今でも、中距離ヒッター御用達グリップとして使われているんだから凄いね。
これは、オイラの勝手な予想ですが、下の写真のグリップはバットの重心をなるべくヘッド側に持っていくことにより、遠心力を活かしてボールを遠くに飛ばすことを重要視しているような気がします。
一方、タイカップ式は、グリップエンド側に重心をずらすことによって、バットコントロールをしやすくし、ミート率を上げ、確実にヒットにつなげるスイングのためのものではないかと思います・・・って、こんな専門分野以外のことを書いていて間違ってたら恥ずかしいからこの辺でやめておこう。
それ以外にも、盗塁のときにベースに脚をひっかけてタッチをかいくぐる「フックスライディング」もタイ・カップが考案したものらしい。
まあ、ともかく、数々の記録を残しただけではなく、技術や思想も残した偉大なる選手ってことですね。
タイ・カップに関する逸話は、ウィキペディアにも沢山書かれているので、コチラ でお楽しみください。
(いや、マジで読みごたえありますよ。面白いし。)
どんだけ凄い選手だったかって、ウィキペディアの数字見ただけでもぶっ飛びますよ。
そんなこんなで、映画で楽しみ、そのあとイロイロ調べてさらに面白いことが沢山わかったので、オイラにとってはVHSを発掘した甲斐があったってもんですね。