今回は通算38台目の愛車
” ホンダ2代目フィット ” でおこなった作業のお話…。
その昔だったらごく当たり前に発生するのが 「異音」。
新車の時代からアチコチがゆるゆるで段差を超えようものなら
即ギシギシだのミシミシだの聞こえてきたものです。
しかし、昭和から平成に移った時代はさすがにそこまで異音が
するワケでもなく、ボディ剛性が高くなった事や工作制度の
向上により緻密さが増した分やたらに不愉快な音が発生しなく
なりました。
ですが…
そのクルマが走っていた環境やユーザーの取扱い方、はたまた
経過年数によって問題なかった箇所から突如不具合や異音が
発生する事もあるワケで…。
『 まぁ~日本車に限った事ではないんですけどね(笑) 』
日本車メーカーでもクラスによって必ずと言っていい程
不具合が出る場合があります。
「 ことこのフィットもそう。」
フロントストラット上部・ショックアブソーバーの真上に取付く
ゴムブッシュがヘタりやすく、隙間が空いて異音が発生します。
この箇所だと足回りをバラす必要があり面倒なのですが…
販売店の担当者に相談したところ
「 もしかしたら”スタビのリンクから異音する場合があるのそっちを
先に変えたらどうですか?」との意見。
『 じゃあ、それを先に替えてみるか? 』と相成り…
部品を調達しました。
購入したのは当然 ” 社外品 ” 。
値段は確か2つで1万円しなかったかな?
社外品であっても実は純正供給している場合がありまして…
「見た目もそこまで違いがありません。」
早速交換開始。
交換するのはメガネレンチと六角レンチがあれば誰でもできます。
(※ガレージジャッキとリジットラックが最低2つあれば尚OK!)
ただ、1つだけ注意するとすれば…
「 メガネレンチだけではジョイント部分が空転して緩まないので
必ず六角レンチによる回り止めが必要になります。」
作業開始からおよそ30分程度で左右とも交換完了!
で、新品(右側)と装着品(左側)を比較しましたが…
「 言われてみればジョイントが多少グラグラしてるかな?」って程度。
その後試走して様子を見ましたが…
『 結局は足回りからの異音、治っていませんでした(苦笑)』
どうもホンダのフィットクラスの足回りはストラット上部からの
異音が普通に発生するらしく、走行6万キロを過ぎると当然の様に
発生するらしい。
ただ、冬場に音が発生するものの夏場は外気温の影響を受けてか?
ゴムが膨張して隙間が埋まり、異音が止まるらしい。
(※実際に夏場、音がとまりました。)
無駄に努力した格好になりましたが、原因が断定出来ただけでも
良しとしました。