今から7年ほど前の事…。

 

トヨタ自動車が、とある技術について”特許”を申請しました。

 

 

 

 

それは…

『 アルミテープ等の導電性材料を車に貼り付けて空力を改善し

走行性能を向上する技術。』

 

別名(※世間では)

” オカルトチューン " と呼ばれるもので現在ではトヨタ車のほか

あのレクサスにも採用され貼り付けられているもの。

 

 

ボディに貼ると走行風で発生する静電気を除去し空気の流れを

整える事で走行安定性を高め、エンジン(樹脂部品とか)の

吸気系やECU・ヒューズやリレーが入るボックスに貼ることで

トルクが増えたりエンジン出力が増す…とか言われたヤツです。

 

 

現在トヨタの部品番号検索をやると普通に存在します。

 

 

コレを媒体が取り上げた時期…37台目愛車・スズキスイフトに

乗っていた私はコレを実践してみました。

 

 

 

ただ…当時はまだ部品で供給されていない頃。

 

記事をよく読んでみると「 市販のアルミテープでも可!」と

あったので量販店を物色して…

 

『 この ” ニトムズ製 ” のアルミテープを調達しました。』

 

 

各社アルミテープは数あれど、このニトムズ製が高く評価されて

いたので購入。何でも導通性に優れているらしい。

 

 

 

まずはフロントバンパーから。

 

 

この時、アルミテープはただ貼るのではなく形状にコツがあるらしく…

 

 

このように” くし型 ” のように切るそうで。

 

 

バンパーの端に貼り、且つくし型に切る事で樹脂部品に帯電する

静電気を効率的に放出できるのだそう。

 

何でも静電気の影響で流れる空気が乱気流へと変化してしまうらしく

キレイにボディから離れないほか姿勢を不安定にしてしまうとか…?

「 直進安定性への影響があるそうで。」

 

 

 

 

 

このようにバンパーの端っこ左右に貼ります。

 

 

同じようにリヤバンパーも外して同じ位置に貼ります。

 

 

 

 

さらに性能を向上させるため…

意外ですが ” ステアリングコラム ” の裏側に貼るとステアリングの

センターがドッシリとして操舵性が向上するのだとか。

 

コラムケースの表側へ直接貼っても良いらしいのですが見てくれを

考えてカバーを外して内側へと貼ります。

 

「 この時は形状を独自に変えてみました。」

 

 

 

また、エンジンルーム内の樹脂部品に貼る事で…

 

 

エアインテークや樹脂製インテークマニホールドに貼れば

吸気流速が乱気流からキレイに整えられて燃焼効率が向上する

らしく、リレーやヒューズボックス・ECUのカバーに貼れば

電流の流れが整えられて効率が上がり、性能が良くなるそうな。

 

 

 

” 人によっては眉唾ものかもしれません。…しれないのですが…。”

 

 

 

コレが意外や意外、効果がハッキリと体感出来ました!

 

まず走行性能ですが施工前と後では安定性が格段に違いました。

元々走りには定評があったスイフトですが施工する事で安定性が

さらに向上した感じを得ました。一般道でも分かるので高速道路

ならさらに体感出来ました。

スイフトはある程度の速度域を超えるとやや車体のフラつきを

感じますが速度を高めても安定感が変わらず持続します。

 

” その感覚…まるで欧州車のよう!”

 

ステアリングは電動パワステなのも関係するのか?施工前よりも

明らかに重くなりドッシリとした感触がありました。

 

 

 

エンジンについては馬力が劇的に向上するワケではありませんが

トルクはハッキリと太った事が体感できました。

(※これ本当に感じた事です!)

 

必要以上にアクセルを踏まなくても活発に加速していくので結果

燃費も良くなり、リッター16km/L前後だった数値も施工したら

プラス1~2km前後改善しました。

 

 

 

 

クルマによってはその違いが分かり難いのもありますが…

 

少なくともこのスイフトの場合、アーシングも同時に敷設していた

関係もあってか?分かりやすく体感出来たのかもしれません。

 

 

 

 

故にコレ以降の愛車は、出来る限りアルミテープを貼りつけて

乗っていたのは本当だったりします(笑)