先週紹介しました
「 ホンダライフ オイル漏れ修理 」。先週に続き今週も
そのお話…後編です。
エンジンのカムカバー周辺からオイル漏れを見つけたので
周辺のゴム製ガスケットがセットになったモノを購入。
で、今回オイルが特に漏れていたのは…
『 この黄色の丸の部分です。 』
マイナスドライバーにて丸い部品をコジッて外します。
この部分…元々は
” ディストリビューターなる部品が付いていた場所です。 ”
今でこそスパークプラグの点火はダイレクトイグニッション化
されていますが元々80年代の設計だったライフのエンジンは
新たにヘッドを設計し直すなら「フタをしちゃえ!」的なノリか?
『 この様な場当たり的な対策をします。 』
つまりこのフタに付くOリングが熱による経年劣化によって
縮んでしまい、そこからオイルが漏れたようです。
そしてカムカバー周辺は…
カムカバーのパッキンと共に、スパークプラグが取り付く部分…
「 プラグホールガスケット 」も同時交換します。
また、補器類を付けるとほぼ見えなくなるカムカバー本体も…
「 脱脂して研磨。プラサフを吹いて塗装しました。」
こんな感じ…。
対策はコレだけでなく
エアーフィルターケース下に付く、ブローバイガスの余剰分を
排出するドレンの穴を拡大して…
余っているホースを繋ぎ、ブローバイをエンジンに掛からない様
工夫しました。
塗装を除けば部品交換だけで半日チョッとで出来ました!
工具も量販店で売ってる汎用品でも十分作業できます。
単に整備工場へ出すよりも部品代だけで済むので費用の節約にも
なりますしメカにもある程度強くなります。