さて本日は…

 

 

33台目の愛車・フォルクスワーゲンゴルフワゴンで

発生した不具合に伴う部品のお話…。

 

 

 

 

”4代目のゴルフワゴン・1600アインスです。”

 

 

 

その昔、輸入車と言えば欧米問わず

”日本車と比べて壊れやすいんでしょ?”っていう定説。

 

 

 

あながち間違っちゃいません!

 

ここ最近は品質も日本車メーカーに遜色ない程良くなって

いますが、このゴルフの年式はちょうど過渡期だった頃…。

 

 

つまり

『品質は相応に良いが、日本製と比べればまだまだ』でした。

 

 

 

 

 

今でこそ樹脂やプラスチック製部品を欧米車は使用していますが

70年代はまだ金属製が当たり前。80年代で品質が良くなりはじめ

90年代でやっと品質が日本製に追いついたって感じ。

 

このゴルフは先代と比べてエンジンルーム内でのプラスチックや

樹脂部品を多く使用し始めたモデル。

 

 

しかし…

エンジンは刷新されても中身の部品は旧来通りって事があります。

 

 

 

 

 

この時は…

『タイミングベルトテンショナーからの異音が発生しました。』

 

 

走行距離は48,000km程度。

この頃のドイツ車は日本車と同等10万キロ交換でいけたもんです。

しかしベルトテンショナーは旧来と見た目ほぼ同じ…。

エンジン始動時は冷えてるから音が…という事がありますが

この時はアイドリングから走行中と常に”キュルキュルキュル…”と

聞こえておりました。

 

 

 

 

ベアリングをよぉ~く見ても…

 

オイルに汚れた金属粉が…多分。

 

 

 

 

で、せっかくバラすのだからと

『タイミングベルトとウォーターポンプも同時交換しました。』

 

 

 

 

 

最近のクルマはカムシャフト駆動にサイレントチェーンを使用して

いるので滅多なことがなければエンジン側面をバラすなんて事は

ほぼ無くなりました。

 

この頃は日本車や欧米車・軽から大型車までタイミングベルトが

定期交換部品に指定されてましたから最長で10万キロ。

欧州車の一部では4万キロごとに交換と指定されているモデルも

ありました。

 

 

 

 

”まだ使えたんですが…まぁ~備えですからね。”

 

 

 

 

ただ…タイミングベルトは

 

 

 

 

 

ん~~~~~っ。

『実は少々”微妙”でした(笑)。』

 

 

 

 

事実某メーカーの場合、交換指定が4~5万キロながら

”もしくは〇年毎に交換して下さい!”と注釈されている場合があります。

系列車両を扱うプロショップの方々はその素性を知っているので例え

距離がいかなくとも交換を推奨するなんて当たり前です。

 

実際私のサンバーも過去8万キロ時にバラしたらタイミングベルトが

切れる寸前…なんて事がありましたし。

 

 

 

 

 

 

 

そう考えると

『いい時代になったもんです。』

 

(※注:画像の部品は交換したもので新品じゃありません。)