3Dの見え方 | 片目でも人生はミュージカル

片目でも人生はミュージカル

網膜芽細胞腫のお子さんを持つママさんとパパさんへ。
同じ病気で片目がない私の体験を綴ります。

片目の私にはよく分からないものがあります。


その一つが3D。

眼鏡をかけて特殊な映像を見ると、ものが立体的に見えるアレです。

赤と青のセロファンがついた眼鏡を思い出す人も居るんじゃないでしょうか。



片目の私は、3Dの「飛び出す」や「立体に見える」というものがよく分かりません。

3Dの映画を見ても、


「なんか映像の勢いが良い上に効果音に力入ってるから、多分ここが3Dなんだな」


くらいで、普通の映像となんら変わりがありません。

あ、ビックリすることは勿論あります(笑)


調べてみると分かりやすい解説が書いてあるので、興味のある人はググってみて下さい。

3Dは両目を使って見るものだそうです。





先日、友人とディズニーランドへ行ってフィルハーマジックを観賞してきました。

みなさんご存じの、オペラグラスを掛けて飛び出す映像を体験するアトラクションです。


アリエルが宝石を放るシーンで、観賞している子供たちが嬉しそうに手を伸ばしていると少し羨ましく思うことがあります。

どんな風に見えるのか、経験してみたいとしんみり思うこともあります。




でも、まぁ、3Dでも


いいもの見ると感動するんだけどね(´∀`)


私はアリエルが歌い始めるシーンから涙が止まらなくなる(←




飛び出して立体的に見えた方がきっともっと楽しいでしょう。

でも、片目は片目なりに楽しんでおります。


3Dの映画とか誘わない方がいいの?と聞かれることがありますが、

一緒にその映画を見る人が楽しいなら私は喜んでついて行きます。


私に気を使って3D映画を見るのをやめる方が悲しいです。

楽しい機会を奪ってしまったように感じるからかなぁ。