先日の大阪での交流会の時に、最後少し「中絶」というワードが出てたんですね。
頭の中に残ってたんでしょうね。
後から色々と頭に浮かんできて、思い出したことがあります。
中絶に関してのことはまた次回にするとして
もう一つ思い出したことを書いてみます
私には叔父が一人いました。
私が生まれる前には亡くなっていたと母から聞いていたんですね。
でも、いつ頃だったんだろう。
結構大きくなってから、高校生くらい？
もっと後かもしれない。
ふと写真を見ていたら
「あれ…私…会ったことあるよね
」
「あれ？抱っこしてもらったことある
」と急に思い出したんです。
ふわっと優しく抱っこしてもらって、温かかった体感が蘇った。
とっても柔らかい空気感だった
包まれて心地いい感覚
でも、お母さんが言ってたことと違う…。
でも絶対抱っこしてもらった！
この感覚は絶対幻とかじゃない！
そう思って母に言うと、
実際は私が4歳の頃に亡くなったと教えてくれました。
自死だったから言いたくなかったんでしょうね。
結局色んなことを聞かせてもらいました。
思い出せて良かった
叔父のこと（修ちゃん
）を知れて色んな気持ちになったけど
私が知ってるあの温かさは事実だし、あの時の嬉しい気持ちは本物。
祖父が暴力を振るっていたことも聞いたけど
私が知ってる祖父はやんちゃな面もあったけど大好きで、
過去を知っても大好きな気持ちは全く変わらなかったですね。
息子とスーパーに行くと、たまーに
「このお菓子、やっちゃんおったら食べたいって言うやろなぁ」って言います。
弟は二年前に自死で亡くなったけど
こうやって息子の中に弟が存在していることがとっても嬉しい
私の大切な人のことを、同じく大切な人が知っていてくれている
こういう会話は心がとっても温かくなります。
弟のことになると、元旦那さんのお母さんは
「残念だったわねぇ。」と悲しそうにするんだけど（一般的には多いよね）
私としては、一緒に過ごした時間、やりとりした会話や出来事を
たーっくさん思い出すので喜びでいっぱいになるんですよね
感謝でいっぱい
弟と息子も過去世でも一緒だったから
別に今に限ったことではないんだけど 笑
やっぱり出逢えることは嬉しいんですよね。
自死って、弟が選択するまでは私の中では絶対許せないことだった。
でも、弟がそれを選んだんだったら受容するしかないなって
感覚がスッと変わったんだよね。
大切な人がいる分だけ、赦せることって増えるんだなぁとその時思いました。
タバコも大っ嫌いだったけど、前に好きになった人がヘビースモーカーだったから
「あれ？タバコって結構いい香りじゃないへー」
と、これも勝手に変容しましたね。
みーんなのことを大好きになったら、
許せないことも批判したくなるようなこともなくなってしまうんだろうと思う
母は自死をタブー視していたから、私や兄弟に言わないつもりでいた。
私たちも叔父のことを知る機会がなかったかもしれない。
本当は出逢えていたのに。
私は一時期、その叔父の持ち物だった寝袋をずっと使っていました。
いつもどこかで繋がっているような温かい感覚を感じていて心地よかったですね。
何かをタブー視していると、あったはずのことが見えなくなってしまうんですよね。
性もタブー視されていたりするかもしれなけど、
そうしていると、何か見落としてしまうこともあります。
まっすぐ、ありのままを見る
これが、シンプルなのに中々難しかったりしますよね。
私たちは色んな色眼鏡をかけて物事を見てしまうんだけど、
たまに「ほんとかな？」と自分の反応を疑ってみると
少しずつ気付きやすくなっていきます
私もまだたくさんあるので、自分に問いを向けることは意識的にやってます
色んな気付きになって面白いですよ！
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