心の花 3月号の7首 空いた手へ空いた手へあたたかきプリンのなかにいるような百体観音堂は胎内秘蔵仏弥勒菩薩の暗がりを抜ければなんて深い空だろう怒りとは優しさだった三井寺のお不動さまの炎を浴びる首を断ち背腹を裂いて太ももをかち割り誰が処理したチキン様々な夫婦のかたちが消えていく仁王像らに睨まれながら空いた手へ秋の光を当ててみる 貴方のいない三井寺を行く娘を置いて三井寺を行く階段の一歩一歩が歴史と思う (心の花掲載時より推敲あり)特選を久々いただいた連作でした。ありがとうございます。じゃあまたね👋今、ここが天国。