西瓜第10号の5首 校庭のトンビ校庭のトンビ台風が近づく空は鈍色と水色混ぜた真空の管悲しみが満ちている朝(ああそうか)今日から九月学校行かな自転車が壊されていた夏の日も歩いていこう歩いていこう星たちがどんなに見えない闇夜でも明けない闇を星は知らない校庭のはるか彼方の青空に輪を描いている一羽のトンビ(サボっちゃえ、って行かなかったりいろいろよ。)じゃあまたね👋今、ここが天国。