校庭のトンビ


台風が近づく空は鈍色と水色混ぜた真空の管



悲しみが満ちている朝(ああそうか)今日から九月学校行かな


自転車が壊されていた夏の日も歩いていこう歩いていこう

星たちがどんなに見えない闇夜でも明けない闇を星は知らない

校庭のはるか彼方の青空に輪を描いている一羽のトンビ


(サボっちゃえ、って行かなかったりいろいろよ。)


じゃあまたね👋
今、ここが天国。