迫りくる連作の締め切りで、ほぼ半死状態でした。なので、ブログのブーの音すら頭に浮かばなかったのだけれど、シーズーフウタを見ていて思ったことをちょこっとだけ書くね。
つくづく思う。1月に死んだボウは夫だったならば、最高のキャラだと思う。なぜなら
1 私以外とは寝ない。これ大事!
2 信じられる相手以外はまず寄って行かない/あるいは吠える。
3 ドイツ系 (?)
4 布団では、甘えてくる。これ必須!
最高じゃん。
ボウは家に来た時から、基本的に私にしかなつかなくて、他の家族にはまぁ慣れてるよ…程度だった。だからボウがピーピーと声を出すのは私が外出した時だけだったし、家の2階にわざわざついてくるのは私の時だけだった。
そのくせお布団ではひたすら甘えてくるので、いつも脇に抱えて一緒に眠って朝までその場所を動かないようなオスだった。他のメス犬をちょっと臭いたいなと思うようなことがボウにあっても、基本私についてくるし、そもそも他の人間のメスになんて絶対になびかない。最高じゃん。
家の中では家族を守る仕事をしっかりこなしてくれるし、真夜中でも仕事があれば当たり前のように目を覚ましておいている。家にいれば、そこはかとない安心感を与えてくれるボウちゃんだった。
一方、今月で10ヶ月になるシーズーフウタは生まれた時から、人間たらし。特に若いメスが好き。母ちゃんに甘えていたとしても、JKが帰ってきたらそっちに飛びついていくし、口うるさい母ちゃんよりも何でも許してくれる若い娘が好き。
散歩中も他の人間や、かわいい女の子が歩いていくと、母ちゃんの手が切れそうなぐらいリードを引っ張ってそっちに走っていく。大きな犬にもガンガン突進して行って、これは負けるなと思うと、とっとと腹を見せる。
でも食べるのが大好きで、「ご飯」と「おやつ」の言葉だけは即座に反応して、ちょっと平均体重オーバーな犬、シーズーフウタ。
これがもし人間だったら…もしこれが夫だったら…なんて想像するとシーズーみたいなキャラの夫を持つ奥さんは苦労すると思う。
男女の恋愛観ってどんどん変わってて、最近はぐいぐい引っ張って欲しいなんて言う女の子はちょっと減ってきたよね。わたしもやっぱりパートナーと精神的には対等がいいなぁ。
こないだどこかの歌会で「家族のためにずっと夏みかんの皮をむいている」って歌が出てたけど、私以外の参加者は「作者は女」と最初から想像して歌の評をしている感じがあったんだけど、私は多分皮をむいているのは力のつよい夫で食べさせてもらっているのはわたし…なんて想像しました。
どっちがいいとか悪いとかそういうことを議論しているわけではありませんが、時代に応じて家庭内の男女のあり方っていうのも徐々に変わっていくものなんでしょうね。
まあ、今の時代、別に八方美人なシーズーのようなオスと結婚したい人間がいてもいいと思うし、やっぱり一途なボウみたいな人と結婚したいと思うのもいいし、そもそも結婚なんてどうでもええわ、なんてことも許される。令和の時代に生きられて、結構楽しいね。
・草の実や枯れ葉を全身巻き付けた犬と転がる秋真っ盛り
じゃあまたね
今、ここが天国。