数日間、ずっと主婦業をしていたけれど、終わったので、久々にまたブログを書くよ。でも今日はちょっと暴力に触れているから⚠️マークね。
野菜をぬかに漬けっぱなしだったのを忘れてたんで、さっきぐちゃぐちゃと混ぜて、中に入ってた大根、人参、ピーマンをレスキューしました。数日ぶりに再会したお野菜は、ほんのちょっと酸っぱくなってたけど、とってもおいしい。
ぬかの匂いはしっかりと私の右手に染み込んで、洗ったあとでも手の匂いを嗅いでしまう。
ぬかの匂いは亡くなった祖母の匂いがする。
祖父母の家は育った家から歩いて5分位のところにあったから辛いときにはいつも逃げていった。でもあんまり長くいると父親が機嫌が悪くなりそうだから、しばらくしたら帰るんだけどね。
祖父母の家に大きなぬか漬けのたるがあって、私が立ち寄ったら必ず祖母はたるの中からきゅうり1本引っ張り出して、ささっと洗って切ってくれた。
ぬかの匂いは私にとって幸福の匂い。祖父母の家は何も起こらない家。暴力も罵声も悲鳴も、家具がバリバリをきしむ音も聞こえない。そんな家。
何も起こらないことがどれだけ幸せだったか。
⚠️逆に、私の精神の状態が不安定になるきっかけも最近わかってきた。一つ目が、紺色の空に浮かぶ月をひとりで外でじっと見ている時。二つ目は赤い液体がこぼれているのを見たとき。三つ目はもう少しで誰かに痛いことをされると感じた時。
一つ目は理由が分かりやすい。叱られたときに、ずっと長いことベランダに締め出されてて絶望的に見てた月を思い出すからだと思う。
二つ目は、子供のころ何度も見た、自分や誰かの血液の情景を思い出すからかな。赤ワインがこぼれてても気持ち悪くなるからちょっと大変。ドラマでそういうシーン見ても時々変になっちゃう。
三つ目は多分、記憶に残らない3歳未満の時に、母親が怒った時に、おそらく幼児であってもこれから痛いことをされる…とわかっていたから、それを逃げれずに待っている時間が一番恐怖だったんだと思う。今も冗談で、明日はおしおき、みたいに言われたら、心がおかしくなっちゃう。
今は、痛み自体には強い方で、もしかすると出産を経験したからかもしれないし、痛いという感覚をどこかに切り離すことがなんとなくできちゃうので、それで強いのかな。胃カメラなんて鎮静剤なしでへっちゃら。
ともかく、これらのきっかけがあったとき、急に呼吸が荒くなって、胃の中に氷のかけらが入ったみたいに冷えた感じになって、思考がなんとなくもわーんとする。そして、体から魂が一人で天井辺りに浮かんだような変な感じになる。これが、いきなり起こるから、テレビとかも要注意。
治す方法も、なんとなくわかってきたから、いつか、心が不安定になる状態から解放される日があるんじゃないかと、少し希望が見えています。
ともかく、今はぬか漬けの Happinessを十分に味わうために、また手のひらをクンクンとかいでいる。自分が一発で幸せになるきっかけを一つでも多く知っていることって、それ自体が一番幸せなのかもね。ではアイスクリームのあと、連作を召し上がれ。
じゃあまたね👋
今、ここが天国。