前回のブログでジュリー・ロンドンを取りあげたように、ここのところジュリー・ロンドンにハマってしまっている。というか東芝EMIさんにハメられてしまっているのである。一挙30枚にもおよぶ紙ジャケ化、しかも10枚ごとに未発表曲集なる非売CDがもれなくプレゼントされるのだ。よりによって2枚もあるから都合20枚は買わなければならないことになる。
そんなかんなでジュリー嬢を聴きあさっていくうちに、ひょんな曲と再会した。晩年のアルバム“ヤミー・ヤミー・ヤミー”の中の一曲<サンデイ・モーニン>だ。これはマーゴ・ガーヤンのデビュー盤、雨だれジャケでお馴染み『テイク・ア・ピクチャー』の中の大ヒット・ナンバー。久しぶりに取り出して聴いてみるもこの気怠さと憂鬱さはどうひいき目に見ても日曜日の朝でなく、日曜の午後、しかも陽も暮れかかるころじゃなかろうかと。ああ休みも終わっちゃったってな感覚だよね。
つづく<サン>はいかにも日曜の朝ってな感じが僕の気分も上々となってくる。<ラヴ・ソングス>についてはウイスパー・ヴォイスの面目躍如たるナンバーで、クロディーヌ・ロンジェと瓜二つといっていい。<ソウツ>はポール・マッカートニーににも精通する作風で好感が持てる。といったところでこのアルバムすべてのナンバーが彼女の手に依るものだということを今この時を持って驚かされる。
10曲目の<サムワン・アイ・ノウ>は終始バッハの“主よ、人の望みの喜びを”が新たな息吹を吹き込んでいて面白いナンバーとなっている。何故か僕の日曜の朝はコレで目覚めたい気持ちでいっぱいになる。
ところで<サンデイ・モーニン>に関していうなら、まだジュリーの方が日曜の朝聴いてもまだ許せるかも(笑) ガーヤンのはまさに日曜出掛けたにも関わらずお目当ての画廊が休みだった気分になる。 そう、take a picture! そして雨ジャケは、どれも絵になる。そしてベストはどう転んでも<サンデイ・モーニン>に他ならないと知った今日という日。
-NO.603-
★星画廊★
あいちトリエンナーレで再発見した伏見地下街、そこにポツンというかボンヤリというか不思議な佇まいを見せてくれる画廊がここだ。 週末のみ中に入れ、月曜から木曜まではウインドーからの鑑賞のみとなる。日祭日は休廊日で覗くことすらできないのだ。とはいえ何たって名前がいいじゃない、star gallely だもんね。