ハトの世界
梅雨の晴れ間は、五月(さつき)晴れ。
ご存じでした?
「五月晴れ」って、5月のことじゃないんです。
むかし、桃屋のCMで三木のり平が言ってましたけど。
ここ2、3日の天気みたいなことを言うんですね。
うっとうしい梅雨の晴れ間ではありますが、
週のはじめ、なんとなく気分が上がらないそんな日は、
外回りはいったん休憩して、公園でひとやすみ。
かにパンをかじりながらベンチでぼーっとしていると、
ハトたちが寄ってきました。
手に持ってるパンを2、3個ちぎってハトにやると、
体のでかい、強そうな奴が、真っ先に食いつきます。
一方で、体が細くて弱そうなハトは、隅に追いやられてトボトボ。
かわいそうに思って、そいつにパンをやろうとすると、
横から、でかいハトがしゃしゃりでてきて、邪魔するじゃありませんか!
・・・この光景、なんだか身につまされます。
ハトの世界も、人間の世界も、一緒だなあ・・・。
「コラ!そこのデカいやつ、
お前に食わせるパンはねぇ!」
細くて、か弱いハトよ。俺は、お前の味方だぞ。
ではでは、また明日!