超法規的措置ってナニ?
⇒Pentaって、誰?
だいぶ古いドラマですけど、「踊る大捜査線」ってありましたよね。
主人公の青島君って、もとはIT企業の営業だったんですよね。
当時、自分と重ねながら見てたっけ。
それまでの刑事モノとはだいぶ異色な設定・演出で、
なーんだ、警察官もサラリーマンと一緒なんだねって、
思った方も多いんじゃないでしょうか。
面白いドラマでした。
そのなかでもよく覚えているのが、
少年が100円を拾って交番へ届けに来た、
最終回のシーン。
降格した交番勤務の青島君が、
正直な少年をねぎらって
「正しいことをするといいことがある」
と書いた紙と、
「これは、超法規的措置っていうんだ。」
と言いながら、
自分の財布から出した100円を
少年に渡すんですよね。
なんだかジーンとくるし、
カッコイイっすよね~!
「超法規的措置」って。
そんな青島君にすっかり感化されちゃった
若き日のわたくしは、
「超法規的措置」の意味を取り違えて、
社内のルール違反を承知で、
でっかい案件を仕留めて悦に入っておりました。
「これは、超法規的措置っていうんだ。」って、
よせばいいのに。
要は、ただのズルですし(笑)
当然、そんなものはすぐに上にバレちゃいます。
ついに役員室に呼び出されてしまいました。
ヤバい。
それまで青島気取りのわたくしでしたが、
小室さんならぬ当時の役員に向かって
「なんすか~!!何が悪いんっすか!!」
って食って掛かるくらいできれば
まだかっこよかったかもしれませんが
そもそも、自分がやったことって、
正しいことじゃないし・・・
青島君とは、
根本的に違っていたのでした。
反省!
それはもう、きちんと謝って、
きちんと後処理をさせて頂きましたよ。
ちゃんと法令は遵守しないとねっ。
ではでは、また明日!