まいどっ ぺん爺でございますペンギンペンギンペンギン
 
昨日は雪が降った仙台雪
でもって 今日は晴れたんですが晴れ
気温がグッと冷え込んで
最高気温予報が4℃ゲッソリ
いよいよ冬本番ですなニヤニヤ
 
さて 今日も初売りネタをパー
おかげさまで 10月に5周年を迎え
記念として
『手作り万年筆 大橋堂』さん謹製の
エボナイト万年筆
『礫』と『野雷』という
エボナイトの質感をご堪能いただく万年筆を
発売した弊店ですが(2本ともすでに完売)
実はもう2本
大橋堂さんに挽いていただいた
エボナイト万年筆に
秋田県湯沢市にある
川連漆器の漆塗り工房
『漆工房 摂津』さんに
漆塗り仕上げをお願いしてまして
その2本が仕上がってまいりましたので
この度の初売りで販売開始することになりましたラブラブ
 
ではご紹介
まず1本目はほそ軸万年筆
『静ノ海』でございます

画像だと非常にわかりづらいんですが
『琥珀』という技法で塗っていただいた万年筆です
 
『琥珀』とは(摂津さんのオフィシャルサイトより)
金箔を幾重にも重ね、琥珀色をした木地呂漆(透漆)を塗り重ねる技法。金箔を複数層にすることで、琥珀色に数段階の明暗が生まれ、漆ならではの色艶が生まれる。使い込むことで漆が透明度を増していき、金箔の色がより明るくなるという経年変化を楽しむことも出来ます
 
で 今回は
この透漆に染料で『碧』の色を入れていただきまして
箔の部分に深い『碧』の色がかかり
夜の海をイメージさせる
このような色合いに仕上がりました
この緑がかった『碧』は
経年変化で青っぽくなることもあるそうです
こちらペン先は14金ペン先
字幅はF(細字)でございます
 
続きまして2本目
こちらは中軸万年筆
『月ノ光』
コレもまた
正面からの画像ではわかりづらいですが
錫の粉末で月光をイメージした
グラデーションを両端に施していただき
その上で 
差し込む月光の光の筋をイメージした
螺鈿を配していただきましたドキドキ
 
こちらのペン先も14金ペン先
字幅はM(中字)でございます
 
価格は各¥110,000(税込)
各1本の限定販売となります
発売は2024年の1月2日からですが
本日から店頭にてご予約承ります
店頭での展示は明日から
商品のお渡しは1/2以降となります(予定)
※1/2は初売りのため
 お試し書きにつきまして
 充分に対応しきれない場合が想定されますので
 ご検討いただける場合は
 事前にお試し書きにご来店いただくことを
 おすすめいたします
 
お店をオープンしてやっと5年
いつも爺の我が儘を聴いてくださる
大橋堂さんと
お店がまだ影も形の無いころに
お会いしてから
ずっといつかは
万年筆の塗りをお願いしたいと思っていた
摂津さん
今回このような形で記念万年筆を作ることができたことに
この場をお借りして感謝申し上げますとともに
5年間
ここまでお店を育ててくださった
すべてのお客様に感謝でございます<(_ _)>
 
 
樂店主 ぺん爺