まいどっ ぺん爺でございますペンギンペンギンペンギン
 
今日も暖かな1日でしたね 仙台晴れ
ちょっと風は強かったですけどニヤニヤ
なかなかお店の景気は戻ってきませんが
(今日もお店はかなりおヒマです汗
コロナが収まりつつある雰囲気な仙台
もう少しの辛抱でしょうか滝汗
 
あ そういえば
明日5/14(木)は定休日でございますm(_ _)m
 
さて
先日来告知しまくっている
当店の第6弾オリジナルインク
『スローバラード』
ですが
お客様からよく聞かれるのが
『どの万年筆に入れたらいいのかはてなマーク』というコトですグラサン
まぁまぁ ホントは
ガラスペンでお使いいただくと
一番ベストな発色になるんですが
これは一発
万年筆屋として試してみずばなるまいというコトで

手持ちの中で比較的お手頃な万年筆3本に

『スローバラード』を入れて比べてみましたニヒヒ

 

今回使ったのは上の3本

お手軽万年筆で人気のあるPILOTさんの『カクノ 中字』

字幅が稼げそうなセーラーさんの

『ハイエースNEO カリグラフィー 1.0㎜』

そして海外勢からは

Kawecoさんの『クラシックスポーツ(旧型) 中字』

でございますラブラブ

 
上差し画像があまりよろしくありませんが滝汗
このような感じになりましてグラサン
 
下差しちょっとアップにしてみます
ガラスペンは今回
佐瀬工業所さんの竹軸ガラスペン 中字を使いました
一番上がソレなんですが
今回の『スローバラード』は
Tono&Limsさんに発注するときに
『ラメ MAXで爆  笑』とお願いした通り
ガラスペンで書くと
水色のインクの上に
バイオレットのラメががっつり乗っかります笑い泣き
 
さて万年筆との比較
まず PILOTさんの『カクノ 中字』ですが
通常の状態だと
ペンポイントの締まり具合でラメが引っかかってしまうので
切り割を少しだけ広げてあります口笛
画像ではわかりづらいですが
この万年筆の場合
ペンを引っ張って紙から離したときにできる
インクだまりのところにラメが溜まり
グラデーションのような感じになりますドキドキ
上差しちなみにコレが『カクノ』のペン芯
あまりどっかにラメがごちゃ~っとしてる感じが無いです
あら不思議ニヤニヤ
 
 
次に試したのは
Kawecoの『クラシックスポーツ』
これは15年も前に買ったもので
ペン芯の形状が今の形と異なるため
あまり参考になりませんが
かなりインクの出が悪くなって
色が薄いカンジで出ますゲッソリ
これもまた
切り割を少し広げたので
若干ラメは出るようになりましたが
ちょっと詰まってしまいそうでコワいです滝汗
 
その下は
セーラー万年筆さんの
『ハイエース NEO カリグラフィー 1.0㎜』なんですが
コレが今回一番の期待の星おねがい
なんたって
 
インクの通り道が3本ありますから
多少のコトではへこたれないでくれるだろうとグッド!
書いてみたんですが
上差しラメは確かにがっつり出ましたニヒヒ
がしかし
ラメ先行になってしまい
インクの量が減ってしまったようです笑い泣き
コレはまだ調整も何もしてませんが
インクの量とラメの量のバランスが
じーちゃん好みではありません
も少し切り割の幅を調整したら
インクの量とラメの量のバランスが取れるかもしれませんチーン
後日 再チャレンジです音譜
 
ちなみに下差しコレは
セーラーさんのペン芯を裏側から写したもの
3本並んでいるインクの流路の
左側の1本が 
紫のラメでキラキラしているのがお判りでしょうかニヒヒ
 
コレっくらいラメが来ているわけですから
上手く調整できれば
もっとバランスよく出るかもですデレデレ
 
でも できれば
カリグラフィーペン先だと
ラメを引っ張っちゃうので
是非 この『ハイエースNEO』で
中字のペン先を出してもらえないでしょうか セーラーさん
えぇ セーラーさんがラメインクを出していないのは
重々承知なんですが
そこをひとつ何とか というコトでちゅーキスマークキスマークキスマーク
 
今回試した中で
とは言っても
ウチ2本は 切り割を広げる調整をしちゃってるので
あまり皆様の参考にはなりませんが滝汗
PILOTさんの『カクノ 中字』が
とりあえずバランスはイイのかなと思いましたウインク
 
まぁ ホントはガラスペンで書いたのが
じーちゃん一番好きなんですがニヒヒ
(しつこいっパンチ!
 
それから
今回の実験でひとつ学んだこと
インクを早く出そうとして
ペンをちょっと降ったりすると
いきなりラメがペン先の方の流路に押しこまれて
詰まってしまうようです
 
なお
ペン先からコンバーターで吸入すると
ペン先部の方でラメが引っかかってしまいびっくり
コンバーター内部に
充分ラメが取り込まれないようなのでえー
今回は100円ショップで買ったシリンジ(注射器みたいなヤツね音譜
を使って
ラメを混ぜた後のインクを
直接コンバーターに注入しましたニヤニヤ
 
コレが果たして みなさまのご参考になるかどうか
怪しいところですがニヒヒ
Tono&Limsさんで作る次のオリジナルも
インスタライブでご覧いただいた通り
『ラメ入り』で決定しておりますので
(ライブをご覧いただいた方々
ほぼほぼ3番で決まりになりそうです というご報告グラサン
ラメ用万年筆探求の道はまだまだ続きそうです叫び叫び叫び
 
ホントはラメとインクがバランスよく出る
お手頃万年筆を1つ知ってるんですが汗
個体差が大きそうなのと
調整しないと書き味がイマ3くらいなのと
なにより
ウチで仕入れられないルートの万年筆だというコトで
コレは内緒でございます
※ご来店の方には教えちゃってますが
 かけらもウチの売上にならない~笑い泣き