まいどっ ぺん爺でございますペンギンペンギンペンギン

 

今日は暑くなった仙台晴れ

30℃予報でしたが

ドアを開けると『むわっ』っとする空気

そろそろ梅雨明けですかねぇニヤニヤ

 

さて

 

先日 プラチナ万年筆さんの

敏腕営業担当さんとお話をしていたら

 

ふと

 

そういえば

 

『プラチナさんのクラシックインク ちゃんと使ったことが無いなキョロキョロ

と気付きポーン

コレは一発 試してみないといかんなと

いやぁ~

お客様の万年筆に入っているのを

何度かお借りして試したことはあったんですけどね~

思えば 自分で買って

ちゃんとコンバーター1本分使ったことはなかったなぁ~てへぺろ

 

クラシックインクと云えば

所謂『古典インク』の製法で

ざっくり言うと 書いてから 鉄分の酸化で

徐々に色が変化する(黒化していく)というインクで

プラチナさんのブルーブラックもそれの仲間でして

長年好きで使っておりますが

そんなに急に変化するイメージはなかったなぁ~と

お客様のを借りてもね

目に見える変化は

あまり感じなかったなという感想ニヤニヤ

 

ただ 最近かなりなボケボケ爺ですから

自分が一番信用できない叫び叫び叫び

ってなわけで

お試しですグッド!

 

選んだのは

『カシスブラック』

ちょうど最近

赤系のインクを変えようと思っていたのでニヤリ

 

万年筆は

プラチナさんの#3776セルロイドの中字と

パイロットさんのカスタム98の細字を使ってみますラブラブ

 

まずは 試筆カードに

綿棒でインクを塗ってみます

ほー けっこう赤いなえー

なんだフツーじゃん

 

 

思っていたら…

 

10分後…

 

 

おーっびっくり

 

意外と早く変化するのねっデレデレ

 

約10分で

すっかりボルドー系ですニヒヒ

 

ちなみに 水筆で伸ばしてみたら

こんなカンジですねんちゅー

 

こりゃ思ったより早く変わるぞ音譜

 

 

ふーん なるほどね~ニヒヒ

 

ちなみに

カリグラフィーのペンでも書いてみましたが

上が最初に書いて

下が その1時間後に書いたばっかりのモノ

 

よく見ると けっこー違うんですけどね

インクが薄いところは

変化が分かりづらいので

フローのイイ中字以上の万年筆で書くと

ガッツリ変化がみられてイイかもですねドキドキ

 

 

このクラシックインク

ちょっとだけお気を付けいただきたいのが

『ph値』でございます

 

某人気文房具雑誌の計測によれば

このカシスブラック

ph値は『1.2』

つまり がっつり『酸性』なワケです滝汗

 

ただですね

慌てるなかれ お客様滝汗

 

『酸性』が強いインクだからと言って

速攻鉄ペンを溶かしちゃうワケではございませんニヤニヤ

ましてや金ペンなら 酸の影響を受けることは少ないですし

鉄ペンでも

インクを入れたまま長期間放っておくと

確かに切り割の辺りやペン先の裏が腐食したりはしますが

毎日お使いのペンであれば

ちょっとした変化にも気が付くハズでございますニヒヒ

(多分気付かないという方はやめておいた方がよろしいかと)

なので

要は使い方次第

だとおもうんですよ 爺的にはねラブラブ

 

まぁ ペン先に優しいインクであるコトに越したことはないんですが

あまり極端に考えすぎるのもどうかと思います

 

ただし

金メッキをしている鉄ペンは要注意ビックリマーク

長期間使うと金メッキが剥がれてしまいますので

金メッキ鉄ペンには

使用しない方がよろしいかと思いますパー

 

そんなワケで

一番大事なのは

インクの素性を知り

インクに合ったペンを選ぶことなのではないかと思いますよウインク

また逆も然り

決して推奨するわけではございませんが

万年筆に合ったインクをちゃんと選べば

広がる楽しい世界でございますラブラブ

 

トいうコトで

今まで目立ちにくいところに置いておいた

プラチナさんの『クラシックインク』

しばらくの間目立つところに出してみますチョキ

使ってみたいという方

是非 爺にお声をかけてみてくださいませニヒヒ