まいどっ ぺん爺でございますペンギンペンギンペンギン

 
さて 昨日の
 

ぱーぷー社長さまの記事を拝見しておりましたら『インクがにじむ』というのを見つけ

 
いつも爺をハゲ増して励ましてくださる
ぱーぷー社長さまの
少しでもお悩みが解決できればと筋肉
ちょっとした実験を
 
用意するのは
パイロットさんのカクノ
コンバーター70
色彩雫 孔雀 でございます
ちなみに
このカクノには
今までペリカンのロイヤルブルーを空になったカートリッジに入れて
使用しておりましたが
特ににじみは感じないで使用しておりましたチョキ
 
カタログ上は
カクノのコンバーターは
CON-40のみとなっているので
コンバーター70を使っているせいで
にじむのではないか❓という疑問
まぁまぁ 実際に試してみるのが
一番早い
 
 
セット完了
さて 軸をハメようとしたらハマりません叫び
念の為 比較的新し目のもう一本に
入れてみたら入りました👍
どうやら途中で仕様変更があったようですウインク
多分そのために
カタログ上はcon-40のみに
なっているのかもしれません(あくまで想像ですが)チョキ
 
試してみました
試す紙は普通の上質紙ノート
にじむものはにじむし
にじまんものはにじまんという程度の紙です✌️
 
いろんなインクで書いてみて
他のインクと比較
 
 
孔雀 やっぱりちょいとにじみます
 
ダイアミンのインディゴ
パイロットのカスタム98細字に入れて
書いてみたんですが
にじみは少ないです
 
 
プラチナのミクサブル
コレも少しにじみますね
 
ダイアミンのクラシックグリーン
盛大ににじみました
 
爺が普段使っている
ペリカンのロイヤルブルー
ほぼにじみナシです👍
 
ここまでの結果で
そもそも孔雀は滲みやすいのではないかという予想口笛
 
念の為 別の万年筆にも孔雀を入れて試してみましたが
 
 
やっぱり少しにじみが出ます
 
この他
長く使っていると
インクのカスが溜まって
 
こんな感じになるときがあるんですが
このインクカスが原因で
インクの流れに不具合を起こすことがあるので
 
ペン芯にフィルムを小さく切ったものを挟んで試してみましたが
 
特ににじみに大きな変化は出ませんでした
 
コレはネットにあった資料を
書き写したものですが
万年筆のインクに限った資料ではないんですが
万年筆のインクも
似たり寄ったりの成分で構成されています
 
インクの色によって
この成分の比率が微妙に異なるので
同じメーカーのインクだからと言って
同じ成分比率 というわけではありません
ですので
万年筆と同じメーカーのモノでも
滲みやすいモノとそうでないものがあったりします
 
たとえば あくまで爺の経験上のお話ですが
パイロットさんのブルーブラックは滲まないけど
ブラックまにじむ という経験があって
パイロットのブラックは使わなくなったということがありました
 
よく お客様から
『ほかのメーカーのインクは使っちゃいけないんでしょ』という質問を受けますが
答えとしては
『使っちゃいけなくはないけど 修理の時に保証の対象外になる場合があります』となります
つまり
他のメーカーのインクを使うのは『自己責任』ということになります
ということは
乱暴な言い方をすれば『自己責任を負う覚悟があるなら使っていい』ってことでもあります
『それって無責任じゃねムキー』と思われる方も多いかと思いますが
メーカーさんも自分のところで作ったもの以外はデータが無い場合も多いはずなので
そのインクがどんな影響を与えるかはわからない
他社製品に責任を持てないのは仕方のないことだと思います
 
話は戻りますが
今回の実験で はっきりとした結論ではないですけれども
『コンバーター70は特ににじみには関係していないようだ』と
『色彩雫の孔雀は若干滲みやすいインクかもしれない』ですあせる
ぱーぶー社長様の
カクノ+コンバーター70に
例えばにじみを感じなかったパイロットのレッドを入れると
やはり同程度ににじみが出ないような気がします
 
爺のちょっと前の記事で
いろんなインクで書いて試しているのはそのためです
インクだけが原因なのではなくて
紙との相性もありますので
 
もしどなたか
『俺の孔雀は滲まんぞ』という経験がある方がいらっしゃたら
コメントでお使いの万年筆と
紙の種類を教えてくださると助かります
 
こんな感じで
少しは疑問の解決に役立ちましたでしょうか?
ご不明な点は
コメントをいただければ幸いでございます<m(__)m>