スピットファイアのキットの紹介、今回はエレールの1/72のMK.Ⅰのキットを取り上げます。

【キットの紹介】
キットの発売は70年代中ごろで、エレールの1/72スケールのキットとしてはやや早い時期の開発になります。エレールは、スピットファイアのキットを他にも2種(MK.5とMK.16)出していますが、それらの中では一番初めに登場しました。
結構長生きのキットで、2000年頃までは店頭でみかけました。それ以降は、エレールのキット自体が品薄になってしまったので、販売が続いているかは不明です。

ご参考までに、黒箱時代のボックスアートも紹介しておきます。箱絵は綺麗なのですが、キャラメルボックス時代の物と比べて迫力には欠けているように思います。

箱の中身です。

パーツの状態です。

胴体と主翼。パーツの表面はエレールらしい凸モールド仕上げです。

細部のパーツです。当時のスピットのキット(ハセガワがキットを出す前です)としては珍しく?計器盤と座席がちゃんと付いていました。

組み立て自体は、機体の構成がシンプルなスピットファイアのキットだけに?簡単に仕上がります。ただし、主翼と胴体の合わせが悪いので、パテでの修正が必要です。
外形はまずまずと言いたいところですが、何となく主翼と胴体の長さの釣り合いが悪い気がします(Bf109Fのキットみたいに見るからに主翼が短いというようなことはありませんが)。また、ピトー管など小物パーツの成型が、少々もっさりしています。
総合的に見て、ハセガワの旧作キットよりシャープさでは劣り、エ社の旧作よりは正確さで劣っている感じであまり高い評価はできないです。何より今となっては、タミヤにエアフィックスの新作とより質のよいキットが出回っているので、今更このキットを探すことはないと思います🐧