今回は、久々の日本機の登場です。
ハセガワの、三菱MU-2の1/72スケールのキットです。A型とJ型の2種類のキットがあるのですが、バリエーションキットということで、同時に紹介します。

【実機の紹介】
実機は、三菱重工が開発した双発ターボプロップビジネス機です。初飛行は1963年で、小型軽量な双発機ながら扱いやすさがうけて、700機以上が生産されるなかなかの人気機となりました。
日本では自衛隊が救難や飛行点検の任務等で使用しましたが、さすがに老朽化のためほとんどの機体が退役しています。

【キットの紹介】
キットの発売は70年代半ばで、本機のキットとしてはオオタキの古いキットに次ぐものでした。当時のハセガワの1/72としては珍しく民間仕様と自衛隊型が同時に販売されていました。まあ、他社からその後キットが出る可能性も低く、長い間唯一のキットとして販売されていました。

2種類のキットをそれぞれ紹介していきます。まず、MU-2Aから。
箱ではMU-2Aと記載されていますが、A型は3機しか製作されなかった試作機的な機体なので、実際はMU-2Sだと思います。まあ、ややこしいので、ここでは便宜的にMU-2Aと表記します。

パーツの状況です。 表面は基本的には凸モールドですが、あまりパネルラインは再現されていない感じです。航空自衛隊の救難型をモデライズしているので、機首にレドームが付いています。

小物パーツはなかなかシャープな出来です。ただ、発売から30年近くたつと、バリも所々に発生しています。

コクピット内以外の機体内部は省略されています。発売当初は、トラクターだったかウィリスジープがおまけで付いていたのですが、このバージョンでは省かれていました。

続いてはMU-2Jのキットの紹介です。

箱の中身です。

パーツの状況です。こちらは、元々は民間型として販売されていたので、胴体がレドーム無しで少し延長されたタイプになっています。

主輪を格納するために張り出したバルジも、別パーツ化されています。その他のパーツはMU-2Aと共通です。

-Jのキットの方には、トラクターがおまけで?付いていました。トラクター自体は、メンターのキットに付いていたのと同じものです。

MU-2は隠れた日本の名機という感じの機体なので、個人的には気に入っています。内容的には少し古さを感じさせますが、愛すべきベテランキットだと思います🐧