今回は、ソ連の機体を取り上げます。
イタレリの、ラボーチキンLa-5FNの1/72スケールのキットです。

【実機の紹介】
実機は1941年に初飛行したソ連の戦闘機で、元々はLaGG-3戦闘機のエンジンを星形エンジンに換装して開発されました。
ただし、ただエンジンを換えただけでなく機体各所が改造されていて、まったくの別機体と言っても過言のない状態でした。

そこそこの高速性能と低空での運動性を生かし、ドイツとの攻防戦では大活躍しました。

【キットの紹介】
キットの発売は70年代後半頃なので、もう40年以上前のイタラエリの社名だった頃に開発された古株キットです。恐らくまともなインジェクションキットとしては世界初のものになります。その後も暫く唯一のLa-5のキットでしたが、90年代になってから東欧やロシアからもキットが出るようになって、やや影が薄くなってしまったようです。
キット自体は現在は生産休止状態です。

箱の中身です。

パーツの状態。イタレリらしく、やや固めのプラで成型されています。

胴体にパネルラインのモールドがありませんが、これは木製機だからであって、フロッグのキットの真似をして手抜きをした訳ではないです。主車輪が2分割されているなど、妙に細分化されたパーツ割です。

主翼などは、凸モールドです。この頃のイタレリのスタンダードな表現です。

デカールは2種類用意されています。ドイツによる鹵獲機が選ばれているところが面白いですが、塗装的にはあまり代わり映えしないですね~

組立説明図は、この1枚の絵だけ。まあ、頭を悩ますような妙ちくりんなパーツ割にはなっていないので、この図だけでも十分に組立ては可能だと思います。パーツの合わせはまずまずのレベルですが、イタレリの他のキットと同様に、所々に小さな隙間は出来ます。
外形は、まあLa-5らしく仕上がっています。これに文句をつけるだけの知識も見聞も、私にはありませ~ん。

La-5のキットは、90年代に出たズベズダやイースタンエキスプレスのキットの方が、手に入れやすくて表現も細かいですが、作りやすさも含めたトータルの評価では、本キットも捨てたものではないと思います🐧

 

レジプロ戦闘機の紹介は、一旦ここで止めます。次回からは別ネタを考えます。