今回はエアフィックスの紹介と思っていたのですが、直前にキットが行方不明に仕方がないので、以前紹介したアオシマのハリケーンの箱の中に入っていた、アオシマ製の1/72スケールのキット紹介といたします。なので、箱無し、組説無しの状態なのは、ご容赦ください。
【キットの紹介】
64年頃に発売されたキットです。国産初のワイルドキャットのスケールキットと言ってもよいと思います。
80年代に一度生産休止になりましたが、90年代に一時的にデカールを新調して再販されました。この時に手に入れられた方も多いのではないでしょうか。

パーツの状況です。パーツの表面は凸モールドで、粗いリベットが施されています。後期の箱絵はカラフルな大戦前期の塗装だったと記憶していますが、デカールは国籍マークしか付いていません 。

レベルのキットと比べるとパネルラインなどのディティール表現が数段劣りますが、胴体のライン自体はそれほど悪くありません。
それにしても、カウルフラップ下の排気管の表現など、手を入れたくなる衝動に駆られる個所が満載ですね。

主翼が実機同様に折りたためるというのが、このキットの最大の見せ場・・・なのですが、パーツの精度が悪くプラの強度上の問題もあって、隙間だらけでガタガタの状態になります。まあ、そこがアオシマのキットらしいところなのですが・・・。
主翼の他、プロペラ、タイヤ、フラップ、風防が可動式です。アクセサリーとして増槽が付いています。
スタイル自体は、アオシマの旧作キットの中でもよい方です。どうやら、モノグラムのF4Fをスケールダウンコピーしたようで、パーツの構成や外形は結構似ています。ただ、当時のアオシマの技術が追い付かず、ただの劣化コピーで終わってしまったところが残念です。
可動部分を固定して、各所を整形&追加工作すればかなりの出来に仕上がる・・・のですが、今となってはそこまで労力を加えても時間の無駄のような気がします。それよりも、可動部分を調整して、昔のプラモの雰囲気を味わいながら可動ギミックを楽しんだ方がよさそうですね🐧