そろそろ、爆撃機・攻撃機のキット紹介もネタが尽きてきました。もう2,3紹介したら次の企画に移ろう・・・まだ、企画思い付かないけど。
今回の紹介は、アメリカ海軍の爆撃機のキットです。マッチボックスの1/72のカーチスSB2C-1ヘルダイバーのキットです。
【キットの紹介】
発売されたのは1974年頃で、マッチボックスが航空機のキットに進出した時の第2弾か3弾での発表だったと思います。それまでもヘルダイバーの72のキットはあったのですが全て4枚プロペラの後期型で、前期型のキットはこれが初のキット化でした。そして、現在に至るまで貴重な存在のままです。
マッチボックスがドイツレベル傘下になってから、ドイツレベルブランドで発売されたという話を聞いたことがありますが、実物は未見です。
箱から出したパーツは、意外にコンパクトにまとまっています。
パーツの状態です。マッチ得意の3色モールドですが、色の取り合わせは、まあ普通という感じです。ただし、発売当初は、もっと原色に近い色の組み合わせでした。
主翼は2分割されていて、一応は可動式にすることもできます。パーツの表面は、かなりはっきりとした太い筋彫(いわゆる運河彫)が施されています。
マークは2種類用意されていますが、塗装を含めこれといった特徴のないものがチョイスされています。まあ、後期型と違って基本はアメリカ国内でしか使われていないので、仕方がないのかもしれません。(翼の折りたたみをやめて、なんちゃってA-25にでっちあげると、多少塗装に変化がつくかも。)
可動部は、主翼の折りたたみとプロペラです。アクセサリーとして主翼につける増槽と爆弾が選択できます。
パーツ数はそれほど多くなく、パーツどおしの合わせもよいので、組み立てはスラスラ進みます。外形的にもまずまずで、エンジンカウリングの形状などは、先発のエアフィックスのキットより感じをよく掴んでいます。
ただし、ディティール表現はかなり大らかで、コクピット内はカスカス状態、エンジンのシリンダーの彫刻は画一的、脚柱は棒に近い感じなど、作り手も大らかな気持ちで挑まないと、手を入れたくなる個所は数多くあります。表面の運河彫りは、埋めなおして筋彫りをやり直すか、あきらめて放置するか思案のしどころだと思います。
初期のマッチボックスのキットとしては出来のいいキットで、アメリカ海軍機ファンならば購入を検討してもいいかも・・・あくまでも、最近のキット並みの出来を望まなければの話ですが・・・🐧