今回は、久々のマイナー国?の機体のキットを紹介します。エレールのPZL P11cの1/72スケールのキットです。

【キットの紹介】
キットの開発は70年代後半で、エレールが積極的に72の航空機を開発していた時期にあたります。
P-11のキットは60年代半ばに出たレベルの72のキットが唯一のものでしたが、エレールのキットはそれに続くものでした。ただ、市場での人気は今一つだったのか、あまち店頭には並んでいなかった気がします。その後、エンコール社名義で販売されたことがありましたが、現在ではレベルのキットと同様に生産休止状態です。
ボックスアートは、この頃のエレール製品に共通した、やや輪郭がぼんやりとした油絵のような図柄です。一枚の絵画のような渋い雰囲気があって、ぺんぺんのお気に入りの箱絵の一つです。

箱の中身です。この頃のエレールのキットのパーツは、ビニール袋に入っていました。

パーツの状態です。右上にあるへしゃげた物体は、付属していたチューブ入り接着剤のなれの果てです 。

胴体をアップしてみました。流石に、レベルのキットと比べるとシャープですね。

主翼は、レベルのキットに比べると、おとなしい表現です。実感はあるのですが、塗装をするとややぼんやりとした表現になってしまうような気がします。

流石に、アクセサリー類は何も付いていません。
外形は実機の雰囲気をよく捉えていて、成型もシャープなので、細かいことを言わなければ素組みでも十分だと思います。コクピット内は、手を加えても外からはあまり見えません。他のキットからパイロットをトレードしてくれば、細工は不要です
数少ない欠点は、機首のエンジン部とそれを取り巻くカウリングの固定がしっくりいかないところでしょうか。ちゃんとした位置に固定するには、ちょっとしたコツがいります。また、主脚の角度もぴったりとは決まらないので、組立説明図を参考にして慎重に固定する必要があります。
古いキットですが致命的な欠陥もないので、時期をみて制作してやりたいキットの一つですね🐧