今回は大好きな蛇の目(イギリス機)の有名機の紹介にします。

マッチボックスのホーカー・ハリケーンⅡCの1/72スケールのキットです。


【実機の紹介】
かなりの有名機なので、詳しい紹介は割愛します。胴体後半が羽布張りという旧態然とした構造ながらその頑丈さを生かして大戦後半までイギリス空軍の主力として活躍しました。

【キットの紹介】
キットは1973年頃に発表されたものです。マッチボックスの航空機キットの第1期生になります。イギリスのメーカーだけに、第1弾のキットとしては外せない機種だったのではないでしょうか。
マッチボックスがドイツレベル傘下になってからは、レベルにもハリケーンのキットがあったせいか、本キットはそのまま生産休止状態になってしまいました。


箱の中身です。マッチボックスお得意の2色成型です 。


パーツを広げてみました。胴体の割りに主翼が長いことがわかります。


胴体のパーツをアップにしてみました。胴体後半の羽布張り表現は、ややオーバーですが、なかなか実感が出ています。反面、機体の前半部分は、見事な運河彫りです。


アクセサリーはまったく付いていません。
パーツどおしの合わせも良好で、組み立てにストレスを感じることはないと思います。しかし、ディティール表現についてはマッチボックスらしく大まかなもので、70年代のキットとはとても思えません。古いレベルやエアフィックス(初代のキットの方です!)と同じレベルと言ってもよい位です 。
外形はハリケーン以外には見えませんが、どうしても運河彫りが悪いイメージを先行させてしまうようです。手を加えればそれなりの仕上がりになりますし、致命的な欠点もないように見えます。少なくとも「ダイキャストモデルに毛が生えた出来」というようなキットではありません。
まあ、今ならばアカデミーあたりのキットを作っておけば組み立てで妙な苦労をしなくて済むので、わざわざこのキットに手を出すこともないと思います。それでも、昨今の精密さばかり追求したキットに疲れてきたら、このようなキットのストレート組みもちょっと一服するにはよいかもしれませんね🐧