ぺんぺんは、一時期各種の簡易インジェクションキットを買い集めた時期があったのですが、
買ってはみたものの自分の技量では手に負えないものが多くて、結局大半を手放してしまいました。
今回紹介するのは、そのような中で生き残った?キットの内の一つです。
MPM(チェコ製)のマクダネルFH-1ファントムの1/72スケールのキットです。

【実機の紹介】
実機はアメリカの艦上戦闘機で、1945年に初飛行しました。世界初の実用ジェット艦上戦闘機です。1947年から量産が開始されましたが、その後のジェット機の技術の発達もあって、完成機は空母で運用されることはなく練習機として使用されました。
【キットの紹介】
MPMのキットとしてはかなり初期のもので、80年代末頃には販売されていました。当時は、当然このようなマイナー機はバキュームフォームキットしか存在せず、インジェクションキットとして出たことにファンは狂喜したものです。
ただ、簡易インジェクションキットの常で生産期間は短かったようで、現在ではほとんど店頭で見かけることはありません。

箱の中身です。

パーツの状態です。パーツの表面は基本的には筋彫りですが、かなり頼りなくて所々消えかかっています。小物パーツは基本的にはプラ製です。

主翼は、いかにも初期のジェット機らしく、レジプロ機の雰囲気を残しています。

キャノピーは塩ビ製のものがセットされています。最近の簡易インジェクションキットと違って、レジンパーツやエッチングパーツは付いておらず、かなりあっさりした内容に思えます。
出来上がりは、一応はFH-1らしく見えます。ただやはり簡易インジェクションキットなので、細部の表現には限界があり、通常のインジェクションキットと同等とまではいきません。また、エッジの部分のダルさはエアフィックスも真っ青という感じなので、せっせと削って薄くしてやった方がよいでしょう。
まあ、FH-1のキットが存在しているだけでも、アメリカ機ファンにとっては御の字といったところでしょうから、あまり細かいことを言っても始まらないと思います。パーツの合わせに注意しながら、ストレートに組んでやるのが一番だと思います🐧