今回紹介するのは、エアフィックスのカーチスSB2Cヘルダイバーの1/72スケールのキットです。


【キットの紹介】
68年頃に開発されたキットです。同じスケールではリンドバーグとアオシマがキットを出していましたが、どちらもスケールモデルとしては問題だらけだったので、本キットの登場はファンから歓迎されたようです。アカデミー社が10年ほど前に出したキットは、外形やパーツ分割などについて本キットを参考(単純コピーではありません)にしています。
今回紹介しているのは2007年頃に購入したものですが、ボックスアートに後部から見た機体を使っているところが珍しいと思いますしかも、敵(日本)の空母に対してダイビングする瞬間をとらえていて、今まで出会った中でもピカイチに印象的なボックスアートです。もっとも、そのままの画像ではどのような機体なのか、まったくわからないのが難ですが・・・

ちなみに、発売当初の箱絵も紹介しておきます。悪くはないのですが、前者と比べるとおとなしい感じがしますね。

箱の中身です。最近のエ社のキットはパーツが袋に入っており、箱もしっかりしているので、パーツの保護の面では安心できます。

パーツの表面には細かいリベットが施されています。主翼は折りたたんだ状態も再現できます。また爆弾倉の扉を開いた状態にも組めます。

アクセサリーは、増槽、爆弾、ロケット弾と盛りだくさんです。エンジンカウリングの形状が寸胴な感じで(ポリバケツと評する方もいました)実機らしくないのが、このキットの最大の欠点です

デカールはアメリカ海軍と大戦後のフランス海軍のものがついています。

プロペラスピナを選択することにより-4と-5を作ることができます。
形状的には、カウリングの形状以外には欠点は見当たりません。全体的にエアフィックス製品らしくぼってりした感じのパーツなので、削ってシャープにした方が見栄えがよくなります。細部の表現は発売当時はかなり精密な部類だったのですが、現在の目で見ると少々見劣りがします。
アカデミーのキットが登場したため、本キットの影はかなり薄くなってしまいましたが、続いてサイバーホビーから新金型のキットが発売され、完全にお役御免のようです。でも、現行キットの安価さは、それなりに魅力的ですよね~(サイバーホビーの値段で、本キットが2個買えます)。後、やはり、ボックスアートのカッコよさ。それだけでも、本キットを買う理由になるのではないでしょうか🐧