たまには民間機のキットも紹介してみましょう。
レベル(ブラジル・レベル)のスーパー・コンステレーションの1/144スケールのキットです。

【実機の紹介】
実機はアメリカのロッキード社が開発したレジプロ4発式の旅客機で、1943年に初飛行しました。長大な航続距離を生かして大西洋横断路線の主役の内の1機として活躍しました。ごくわずかの機体は、2000年直前まで現役で飛行していました。

【キットの紹介】
1957年頃に開発されたキットなので、超がつくベテランキットです。古いキットでは半端スケールが多いレベル社のキットですが、本キットは例外的にキリのよいスケールになっています。1/144とはいえ、なかなかの大きさのキットです(エレールの1/72が超巨大なのがわかる気がします)。
発表後は、本家レベルの他各国でODN生産されたようです。日本でもグンゼ産業が日本語版を販売していました。今回紹介するのは、ブラジルの玩具メーカー(名称は・・・ポルトガル語が読めまへん!)がODN生産したもので、よくブラジル・レベルと呼ばれる版のものです。箱絵はブラジル版らしく、「ヴァリグ・ブラジル航空」の所有機になっています。バックはたぶんアルゼンチンとの国境のイグアスの滝でしょうね。

箱の中身です。デカールはさすがに使えそうもないですね。

パーツの状態です。機体の表面は凸モールドですが、ほとんどパネルラインの表現はありません。パーツ点数も少ない方です。ドアとコクピットの窓は開口されていますが、窓には透明 パーツは付属していません。

開口されたままのコクピットですが、なんと手をふるパイロットのフィギュアがついています。芸が細かい!

可動部はプロペラだけです。しりもち防止用の支えがパーツかされていますが、確かに3点姿勢を保つには機首に大量の錘が必要で、強度的には少々不安です。
外形はまあまあ実機の雰囲気を捉えており、開発時期の古さを考えればまずまずの出来と言えそうです。少し手を入れてやれば、ほかの1/144スケールの機体と並べても、あまり見劣りしないと思います。全体にバリもそれほど出ておらず、作りやすいキットと言えるのではないでしょうか🐧