しばらく、外国機のキット紹介が続いていたので、目先を変えて?日本機のキット紹介です。
と言っても、ごくごくメジャーなキットなのですが・・・
フジミの98式直協偵察機の1/72スケールのキットです。

【実機の紹介】
実機は、旧日本陸軍の偵察機ですが、地上の部隊の支援も可能な所謂戦術偵察機的な機体でした。また、当時としてはかなり優れたSTOL性も持ち、扱いやすい機体だったため終戦まで愛用されました。

【キットの紹介】
80年代に入ってから、急に日本機のキットに目覚めた?フジミが発表したキットです。1000機以上作られているのに模型界では冷遇されていた本機は、やっと日の目をみることができました。しかし、それから40年近くたちますが、いまだに本キットが唯一のものです。バリエーションキットとして99式高等練習機や朝日きさらぎ号のキットも発売されていました。

箱の中身です。

パーツの状態です。それほどパーツ数は多くありません。表面は少し彫りの深い筋彫りになっています。

胴体の部分をアップにしてみました。

アクセサリーとして小型爆弾がセットされています。
パーツの合いはあまりよくなく、尾翼部分やキャノピーと胴体の間に隙間ができます。外形は実機の雰囲気をまずまず捉えていますが、細かく見ていくとピトー管やアンテナの形状、車輪カバーの形状、エンジンの表現など、気になる点は結構あります。また、ディティールの再現性はかなりお粗末なので、出来る範囲で手を入れた方が見栄えがよくなります。
手放しで高評価はできないキットですが、何と言っても唯一のインジェクションキットであるというところが、最大のウリです。また、塗装の種類も豊富で、その気になれば戦後インドネシアで使用された機体なんていうものも再現できそうです🐧