3/8 「先祖になる」@国立 | ☆☆★☆☆

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福興関連・原発関連・虎太郎など
お伝えするブログです。

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3/8(日)東京・国立上映会!
上映時間:13:00
上映会場:くにたち福祉会館 4階大ホール
※入場無料/音声ガイド付きバリアフリー上映
【問合せ】つどおう!第29回くにたち福祉のつどい実行委員会
 TEL:042-575-3226  e-mail:cm-kcsw@yel.m-net.ne.jp

『先祖になる』
2012/日本/DCP/118分/16:9
頑強な肉体と茶目っ気たっぷりのユーモア。枯れた中にも漂う男の色気。観る者を虜にするいい男。佐藤直志77歳の震災後を描いた愛と勇気のドキュメンタリー!
公式サイト:http://senzoninaru.com/index.html
☆ベルリン国際映画祭エキュメニカル賞特別賞
☆香港国際映画祭ファイアーバード賞(グランプリ)
☆文化庁映画賞文化記録映画大賞
☆日本カトリック映画賞


facebookFACEBOOKクリックより


先祖になる




家が流されたらまた建てればいい。
大昔から人はそうやってこの土地で生きてきた。



男の名は佐藤直志。岩手県陸前高田市で農林業を営み、仲間から“親分”と慕われている。
彼の家は1000年に1度の大津波で壊され、消防団員の長男は波にのまれた。
生きがいを失った男に何ができるのか?
直志はひとつの決断をくだす。
元の場所に家を建て直そうというのだ。
自分はきこりだ。
山に入って木を伐ればいい。
友人から田んぼを借り、田植えもしよう。仮設住宅には何があってもいかない――。


土地に根ざし、土地に生きる人々の行く末をおもう彼の強さと優しさは、少しずつ周囲を動かし、生きることの本質を問いかけていく。
忍び寄る病魔、耐えがたい腰の痛み、遅々として進まない市の復興計画……。
数々の障壁を乗り越えて、77歳の彼は夢をかなえることができるのか――。


『先祖になる』公式HPはこちらクリック


この予告YouTubeをご覧いただくと分かりますが
直志さんのこの元気がありハリのある声!
そして筋が通った言葉。
観に行って本当に良かった映画でした。


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¥5,076
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そして、ここから先の感想はネタバレもあるので
読むのやめた方がいいかもしれませんおじぎ・:*:・゜'★,。・:*:・゜'☆・:



とにかく元気!!
ちょいちょい下ネタ発言したり(笑)
そして、一緒に協力しているおっちゃんもホント男気があって素敵で。
このおっちゃんも予告でも言ってましたが
直志さんは「当たり前の事をしているだけ」
家が無くなったから立て直すだけ。。。




ご自身で塩害でダメになった木を伐採し、
それを家を建てる木材に使用したり木に新たなお役目を作られているように感じました。


また、その木を伐採したあと、その木の新芽を切り株に差し込み、切らせてくれたことに感謝をささげる姿。
自然を本当に敬って生きていらっしゃるのだなぁ~~といろんな場面で感じられました。

そしてまた、壊れた家の中にも
仮ではあるものの仏壇を作り、ご先祖様を大切にする。
家が無事に建ち
まずは仏壇から移動でした。

自然を大切にし、先祖を大切にする。
これも「当たり前のコト」なんだろうなぁ~~って思います。



ただ、、、直志さんは相当頑固あせる
家族の心配をよそに
一階部分は津波被害に遭った家に住み続け
(ただ、その家は「気仙大工」で作られており柱のゆがみは一切なかったと言う事です)
一人で寒い冬など布団にくるまっているところを見ると(奥様は仮設住宅にいます)
私もなんだか心配でした。。。)

いくら元気とはいえ。。。腰も辛そうで。。。
それでも自分のやりたい事を貫く直志さん。


無事に家が建ち
その家から眺める事の出来るご来光晴れ
本当に幸せな表情でした。

これからの生活は穏やかに暮らしてほしいと思わずにはいられませんでした。