東日本大震災の津波で流された、岩手県陸前高田市の名勝「高田松原」の松で制作された清水寺(京都市)の仏像が26日、陸前高田市内のスーパーの特設会場でお披露目された。
清水寺の大西英玄住職が法要を行い、市民らは鎮魂と復興を願う仏像に手を合わせた。
仏像は「大日如来坐像」で高さ約2.7メートル。
昨秋来日したブータンのワンチュク国王夫妻も京都訪問時にのみを入れ、話題になった。
仏像はもともと震災前に清水寺が京都伝統工芸大学校(京都府南丹市)に制作を依頼。
その後、震災が起き、学生たちが「陸前高田の松を仏像で再生したい」と、流木約30本分の角材を取り寄せ、昨年8月から約7カ月かけ完成させた。
全国の1万1千人以上がのみ入れに参加した。
これからは仏像のお姿になって見守っていただける。
なんか、とってもお優しいお顔をしていますね。