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What a Wonderful World

大きな世界に小さな自分を置いてみる。

[1日目]
10:30発の新幹線で東京を出て、昼過ぎに京都駅着。にしんそば松葉にて昼食。

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稲荷駅へ。京都には何度も訪れているのに、稲荷神社の総本山である伏見稲荷大社を参拝するのは初めてだった。

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稲荷神は元々は農業神らしいが、狐は穀物を食い荒らすネズミを捕食すること、狐の色や尻尾の形が実った稲穂に似ていることから、狐が稲荷神の使いに位置付けられたという。

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千本鳥居で有名な伏見稲荷。参道=山道。山一つ分程の広大な神社だった。

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木漏れ日が降り注ぐ朱色のトンネルをくぐっていく。奉納された鳥居で綴られた参道は、人々の祈りに包まれる穏やかな空間。

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初めて足を踏み入れる不思議な世界。

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千本鳥居は一日にして成らず。

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鳥居の上を踊る光、風、鳥たちのさえずりが心地よい。

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何メートルかつづく鳥居をくぐっておわり、だと思っていた…。平坦な道は一切なく、常に登山。ときには急な階段がつづく。途中で体調が悪くなった人がいたのか、救急隊員が担架をかついで駆け上がり追い越していった。救急車も入れない山道なので、隊員の方々も大変だ。

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ようやく折り返し地点か?と思える休憩所にたどり着いた。予定よりも疲労困憊したので休憩を挟むことに。茶屋でわらび餅を食べながら「今半分くらいですよね?」とおばあちゃんに聞いたところ、「三分の一くらいだよ、頑張って!」と激励をうけた。

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先を見ると、分かれ道になっている。どっちを選んでもここに戻って来られるらしい。下山中の人が「こっちから行く方が楽ですよ」と教えてくれた。迷わずそちらへ!

進む先々に現れる狐たちは個性的な顔ばかりで、まるで魂を宿しているよう。

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ようやく頂上へ到達!風が汗を冷やしてくれて気持ちいい。

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この山で暮らすにゃんこ。

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緑の中に朱色が映えている。

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別世界へつながっているのかも、と幻想が広がる光の道。

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意外にも壮大な参拝となってしまった為、既に日も暮れていた。

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帰りに見つけたお肉屋さんのステーキ串が激ウマ。旅館にチェックインしたのは18:30。なんだか出そうな趣の旅館は、門限ありでお風呂も入れる時間が決まっているという、まるで寮のようなところだった。トイレももちろん共同。夜中のトイレは肝試しトイレ!

アームドゥギャルソンという町家風フレンチのお店を19:30に予約した。フォアグラや季節の食材、そして京野菜をつかった独創的なフレンチコースを味わう。以前ここを利用して、味もさることながら器選びのセンスがとても素晴らしく、以来お気に入りの店に。今日も感動を味わった。


[2日目]
7:30朝食。他の宿泊客と向き合って無言で食事。まるで修行のよう。急いで支度をし、今日は朝から市バスを利用して京都市内観光。まずは気になっていた蕎麦屋の開店時間にあわせてバスに乗る。地図を見まくり、降りるのに最適なバス停を吟味。開店30分前に無事到着できた。住宅街の真ん中で目立った看板も無かったのに、お店はすぐにわかった。既に10人程の行列が出来ていたからだ。海外のガイドブックにも載っているのだろうか?外国人客がやたら多かった。

つぼ井にて、粗挽き蕎麦を注文。香りがとてもよいので、あえてつゆは使わず塩とワサビのみで頂いた。五感のすべてを喜ばせてくれる味だった。

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近くのバス停まで歩き、金閣寺方面へ。京都駅から離れていてなかなか行く機会がなかった世界遺産龍安寺へ。ここの石庭を是非一度見てみたかったので。

モミジはまだ青い。

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日本を代表する枯山水の庭園。

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石や砂などにより山水の風景を表現するのが一般的に言う枯山水。木々のざわめきや小川のせせらぎは無く、鳥のさえずり以外は無音。石の声に耳をすまし気が済むまでゆったり過ごせる素敵な庭。

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この石庭はどの位置から眺めても必ず15個の石のうち、どこかの1つの石が見えないように配置されていることでも有名。東洋の世界で「15」という数字は「完全」を表す数字。どの角度から眺めても必ず1個の石は隠れて見えないように作られている庭はつまり「不完全」な庭ということ。常に足りないものを見つめ、今の自分に常に感謝する心を忘れてはならないという深い思いが込められているらしい。

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とは言え、作者不明で解釈は自由。まるで宇宙に散らばる惑星のような、出会ったことのない世界を見つけた。

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木漏れ日シャワーが降り注ぐ。

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15:00錦市場へ。楽しい!美味しい!時間が全然足りない!人でごった返していて前に進めない。挽きたてのゴマでつくったゴマ屋さんのゴマ団子、タコ串、イカ天、漬け物、オリジナルブレンドできる七味唐辛子、つゆだくの出汁巻き卵…次々目移りしてしまう。


バスに乗って世界遺産教王護国寺(東寺)へ。夕暮れにシルエットが映える五重塔。

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世界遺産を舞台にした着物のファッションショーを鑑賞。雅楽師の東儀秀樹氏をスペシャルゲストに迎え、バイオリンとのセッション生演奏。

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終わる頃には月が頭上にうかび、お寺はライトアップされて幻想的だった。

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最終の新幹線で東京へ。新幹線に乗る前に駅構内のオレノパンOKUMURAで抹茶メロンパンを購入。たくさん買って冷凍庫にストックする程のお気に入り。

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【 訪れた世界遺産 】
龍安寺(1994年)
教王護国寺(東寺)(1994年)