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What a Wonderful World

大きな世界に小さな自分を置いてみる。

【3日目】8:30にホテルを出発する予定なので、早起きして朝食へ。グァバジュースや山盛りのフルーツは、日中太陽をたくさん浴びて疲れた体を朝から元気にしてくれる。食後には紅茶の美味しい国の紅茶を贅沢に楽しむ。

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広い庭がある素敵な湖畔のホテルだった。

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1017年から1255年までシンハラ王朝の首都であった「古都ポロンナルワ」。広大な都市遺跡なので、車移動で効率よくまわる。
早朝は昼間に比べてとても涼しい。そしてまだ誰も訪れていない無人の遺跡は、澄んだ空気と同化してとても神秘的。

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ここ一帯は王の生活・政治の拠点だったところ。

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『閣議場跡』
現在は柱が残るだけだが、かつては3階建で黄金の屋根があり、ここで閣議が行われていた。

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ちょっとかわいいライオンの玉座。

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柱の高さから想像すると、天井はかなり低かったのだろうか。

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風化は激しいものの、基礎部分にはレリーフがきれいに残っている。きっとライオン好きなんだ。

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邪魔にならないようにきっちりとしっぽを巻いて。

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自然と同化していく古代遺跡って、なんだかゾクゾクする。

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とにかく広い敷地。自然に飲み込まれないように、人間に荒らされないように。1000年も昔から残されてきた貴重な遺跡は世界遺産として今も愛され、大切に保護されている。

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『王宮跡』
当時7階建だったと言われる宮殿の跡。

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現在では煉瓦造りの壁が残るのみ。残っているのは3階部分までで、4階より上は木造だった。上層部にいくに従って狭くなるピラミッド状だったそう。

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遺跡に迷いこんだスリランカ犬。「アーユーボーワン、おうちはどこ?」ここなら分厚い壁に日光も遮られていて涼めるので、安心して迷子になってOKよ!

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煉瓦の基礎の表面に漆喰を塗っていたようだ。

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高さ的にはちょうど窓のようなものだろうか。

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巨大!これが7階まで残っていた頃は、それはそれは大きな宮殿だったのだろう。

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遺跡のルート上には犬たちが転がっている。あの暑さを知らない人がこの写真を見たら、一体何事?と思うだろう。

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『ポロンナルワ博物館』
ここは面白かった。何しろ風化で原型を失った遺跡の、過去の姿を知ることができるのだ。タイムスリップしたような気持ちになる。

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古都ポロンナルワの全体マップ。車でまわっても半日かかるので、ルートを決めて朝から効率よく観光するのがベスト。ポロンナルワは自然の地形を活かして、宮殿や寺院の跡、仏像などが今も広範囲で残されている。

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『クワドラングル』
遺跡の中心。シンハラ王朝時代に仏歯を納めていたお寺があった場所で、当時の仏教の中心地。

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土禁&脱帽。直射日光で遺跡は焼け石状態。とっても裸足では歩けないくらいアッチッチだった。

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最も目を引くのが円形の建物ワタダーゲ。

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仏殿には四方に石段が設けられていて、石段の上り口にはそれぞれムーンストーンと聖域を守護するガードストーンが配置されている。

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ムーンストーンはここから先は聖域という印。半月形の「玄関マット」のようなもので、かつて人々はこの上で足を清めたという。

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輪廻転生を表す動物が描かれている。象は誕生、馬は老齢、獅子は病気を象徴している。牡牛は死を象徴するので、ヒンドゥー教の影響を受けたポロンナルワのストーンには牡牛が描かれていなかった。

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階段を登ると、東西南北を向いた四体の仏像が静かに座していた。ピンとした空気が張りつめる。

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基礎部分にも輪廻転生を表す動物たちの姿が。

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煉瓦と漆喰で作られた仏堂トゥーパーラーマ。ポロンナルワで最も保存状態の良い建物と言われている。

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特徴的なのは高い円天井とアーチ。中はまるで洞窟の中のように薄暗い。

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かつては小窓から差し込んだ陽光が仏像の目にはめ込まれた宝石を照らして輝いたらしい。今では宝石は略奪され、仏像も破壊されてしまった。7世紀の石仏が痛々しい姿で残っている。

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トーテムポール、ではない。8本の石柱は蓮の茎を表しており、よく見ると直線ではなくうねうねと曲線を描いて天へ伸びているのがわかる。

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ガルポタ(石の本)。表面にはびっしりと文字が彫られている。

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石と石とが完全に隙間なく密着している壁の一部。大きさ・形が異なる切り石が寸分の狂いもなく積み上げられた、クスコの石組み技術を思わせる。

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一角にはピラミッドのような塔も。タイの建築様式に似ているらしいが、内部への入り口は行き止まりになっていて中に入れず、何の目的で建てられたものなのかわかっていない。

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『ランコトゥ・ヴィハーラ』
半球状の巨大な仏塔。とにかくでかい!

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その大きさはポロンナルワ1らしい。まわりをぐるっと一周するのも大変!

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『ガル・ウィハーラ』
ポロンナルワにある仏像の中でも最高傑作とされている、巨大な一枚岩に刻まれた仏像。

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岩に彫られた仏像は全部で4つ。<2つの座像><立像><涅槃像>に分かれていて、すべてがひとつの岩としてつながっている。

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流れるような天然岩のマーブル模様が美しい。大きな岩から浮き出るように掘り起こされた巨大な仏像に神聖さを感じる。

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観光を終え、喉はカラカラ!どこの売店でも飲み物は全く冷えていないが、水分補給をしつつアイスキャンディーで一気にクールダウン。

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次の街へ移動する前にちょっと遅めのランチ。ジャックフルーツやヤシの木に囲まれた、癒しのレストランにて。

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小さな白い花が玄関先に置かれていた。スリランカのホテルやアユールヴェーダ施設などでは、花が落ちたのを拾って水に浮かべ飾っていることが多い。辺りに柔らかい香りが漂う。

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『HABARANA SAFARI PARK』でサンシャインサファリに参加。象さんの背中に乗る。ヤシの葉で編んだ屋根のオフィスで涼みながら受付をすませていると、象使いの少年にお花の首飾りをプレゼントされた。乗せてくれる象さんの名前入り記念証も後でくれるらしい。

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いざ出発!

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意外と揺れるし、振り落とされそうで始めは怖い。高く遥か遠くまで見渡せる景色がとても新鮮!象使いの少年たちにカメラを託し両手で手すりに捕まる。

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水中にも入って行く大迫力のアドベンチャーライド。途中、池でつんだ蓮を使って少年が手際よくピーターパンの帽子みたいなのを作ってくれた。

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「手すりを飛び越えて背中に直接座ってみろ」と少年に促され、勇気をだして象さんの首にまたがってみた。背中の皮膚はとても固く、針のような剛毛がちょんちょん生えている。インドでも経験しなかった象さんとの直のふれあい。おとなしくて優しい象さんに感謝をつげて、次の街へ旅立った。


次回へつづく…